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本当の姿

早朝、田んぼへ行って
草を取り、
午前中にパーキンソンの母を
施設から病院に連れて行き、
午後はPTA主催の授業の
部長として
アシスタントをする。

で、また日が暮れるまで
田んぼにいる。

*******

その時、その時に於いて
適した顔をする。

母をいたわる顔をして、
子どもの成長を願う顔をする。

草取りは「大事な仕事」
として、田んぼに逃げ込む。

地域行事の会議となれば、
この地域の行く末を
案じる顔をする。

*******

疲れた・・・

*******

さらにトドメなのは
身近な人がnoteを読んで、
言葉の使い方に傷付かれる。

ちゃんと読んでくれよ。

読んでも伝わらないのか・・・。

上記の文章だって、
冷淡な奴だと
思われかねない文章だ。

「嫌ならやるなよ」
と言われそうだ。

*******

そう言うことじゃない。

でも、疲れた・・・。

一応、
誰かに読んで欲しい気持ちも
加算しつつ、
noteは書いている。

でも、
タイムラインで「友達だから」
という理由で現れるSNSにシェアするのは
しばらくやめようかな・・・

素性を隠した裏アカウントではないけど、
ちゃんと考えてシェアすることにしよう。

*******

その場その場の顔でしのぎ、
LINEを見るのが怖くなってる。

「本当の顔」って
何なんだろう・・・?

*******

適した顔をしている。
適した顔が出来ている。

望まれたことをする。

そんなに難しいことじゃない。

相手はそんなに僕を見ていない。

僕を、その人の解釈で
勝手に感じてくれている。

余計なことは言わないで、
適切なテンプレート、
引き出し、言葉遣い。
お手本はChatGPTだ!

融和な表情、
本気な心を用意すればいい。

どんな人にでもなれる。
どんな「本心」を
持つことも出来る。

そこに適した「本心」を
持ってくれば好いのです。

演劇とか「役者」ってやつを
やってみるといいよ。

どんなに「自分」とかけ離れた役でも、
感じた「それ」を演ってみればいいんだ。
「型」から中身が解ったりもするし。

「自分」を使えば
何にでもなれる。

*******

「どうでもいいから出来るんだ」
とも思う。

大して抵抗もない、
僕自身の望み、理想、希望もない。

一緒にいる人の
望み、理想、希望に合わせる。

*******

需要に供給する。

需要のないものに
供給する必要はない。

僕の表現しようとしていることに
需要がなければ、
供給する機会はない。

ただ、
それは在るから、
表に現す。

*********

夜、寝られなくなって、
深夜に車を走らせて、
海の近く、
港湾に
明るくとも
静かにひっそりと佇む公園で、
最近出来た曲を歌った。

「ロストジェネレーション」

人で失くなってしまいそうな
生ぬるい夜
立ってるのがやっとで
立っている
倒れないのは
麻痺ってるからで
生きているのがやっとで
生きている

草むらでもあれば
そこに身を埋めて
流れる流れを
眺めているのに

見つかって捕まって
しまいそうで
流れに必死で掴まって
生きている

これが犯罪になったら
罪深い世よね
人様に迷惑だけは
かけないでね

のろい呪いが
今更 効いてくる
生きているのがやっとで
生きている

そろそろ行くかい?
何処かへ
ここではない何処かへ
行かなケレバ…

刺激をおくれ
刺激送ってくれよ
刺激遅れ

知恵をくれ
知恵を送っておくれ
知恵を送ってくれよ
知恵遅れ

時代遅れ

ロストジェネレーション / 平魚泳

こんな詩を創ってしまったが故に
こんなに厭世的になってしまったのかもしれない。

*********

僕はロストジェネレーション世代。
でも、
ロストする前に、
何も手に入れていない、
「ロストロストジェネレーション」だ。

「成功体験」を拠り所に出来ない。
そんな感じ。

でも、こんな時代と共に生きてきた。

ヒトゴトとして創ってしまった罰だな・・・
しっかり「僕」のことでした。

そもそも逆に
誰も共感なんか
してくれないかもしれない。

「こんな時代」を
好んで映している僕だ。

「需要」がないのは仕方がない
のかもしれない。

*******

深夜、独り、
ひと気のない道の駅のベンチで
noteを書いている。

適した場所で、
適したことを書いている。

適した場所で、
適した詩を歌っている。

現すことは自他ともに
好ましくないことかもしれない。

闇なんて、
無い方が好いに違いない。

わざわざ
現す必要なんて
無い。

人目に触れず
ひっそりと消えていけばいい。

叶えた夢、リア充、チャンスを得て
掴んだ成果を
発表すれば、
更なるチャンスが
「光」と共に現れるに違いない。

Dreams come ture!

*******

疲れるから。

羨望するのも抵抗するのも
疲れるから。

もう世界に
そんな「好景気」を
望んでいない気がする。

「許可」の要らない
身の置き場が欲しい。

「もう何も
望まないことを望む」

あは(笑)

25年くらい前に創った詩で
すでに歌っていたのね・・・。

この詩を
「呪い」と呼ぶのか?

いや、
ずっと好きな世界観だ。

こんな世界観は、ずっとあって、
いろんな創りかけの詩があるけど、
長年、カタチにしてない曲も多々ある。

だって、
あまり現す必要のない世界観だから。

もうすぐ夜が開ける。
またきっと、
大きな声の奴らがやってきて、
また大きな顔をするんだ。

奴らに見つかる前に
・・・穴の中へ帰ろう。


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