応用情報令和5年春期の午後問題感想〜セキュリティ、経営戦略、プログラミング〜

 どうも。食事の量と手間を減らしたもののなんだか侘しい気がする、ひらりんです。

 6週間後に応用情報技術者試験の受験を控えている私ですが、今日やっと午後試験(令和5年春期)に手をつけてみました。午前試験は選択式問題だけですが、午後試験は記述もあるからとても楽しみにしていたのですが、実際非常に楽しめました。せっかくなので一分野ずつ振り返っていきます。解くコツと、どんな人が選ぶとおすすめかも少し書ければと思います。

 まずは全員受けなくてはいけないセキュリティの問題です。マルウェア対策の問題で9問中6問正解できました。問題自体は難しくなかったと思うのですが、勘違いしてしまったところや知識不足で答えられなかったのが少々残念です。
 実務に落として考えてみると、悪意のある人の攻撃によって業務が中断されるというのは恐ろしいことで、対策はしっかり全員で行わなければと思えますし、そういう観点で勉強すると身につきやすいでしょう。

 続いて、経営戦略です。戦略を考えるのが好きなタイプなので、やっと学んだことを活かせる長文問題に心が躍りました。ラベルプリンターが主力の会社がどのように顧客満足度を上げるかというのがテーマでしたね。9問中6問正解でしたが、残りの3問は記述問題でどれもちょっと惜しい感じでした。部分点があるなら7問か7.5問正解分くらいかなという感じです。
 知識問題もありましたが、基本は内容がわかっていれば解ける問題だったので国語力があれば正解できる問題だなと感じました。毎回こうなのかこの回だけがそうなのか気になりますが、毎回新鮮な気持ちで架空の会社の戦略について考えられるのは楽しいだろうなと思います。
 国語力があれば解けることや、経営にも参加できるような気概を持っている人はこの分野を選ぶと良いでしょうね。

 三つ目はプログラミングです。実務でほとんど利用したことがないものの、基本情報の科目Bは満点だったので軽くこなせたら良いなと思いましたが苦戦しました。多倍長整数の演算の問題でしたが、時間を気にせずに取り組んだところ30分以内に済ませるべきが1時間ほどかかってしまいました。結果は14問中12問正解でしたが、表記を間違えただけなのでコード自体は理解できていたと思います。どう間違えたかと言うと、pow(3,n-1)と答えるべきなのを通常の書き方の3のn-1乗と書いてしまったりとかです。気をつけなくてはいけませんね。
 さて、どう苦戦したかと言うと関数が15個も提示されており、その多さにまず目を通して理解するのが骨が折れました。modは何度も見たことがあるので特に読む必要すらないですが、上に挙げたpowはぱっと見わからなかったです。でもおそらくこれもよく使われるものなんでしょうね。何回か解いて頻出のものは覚えられるようにしたいです。
 読み解くコツとしては、まずどのような操作をしたいのか文章で提示されているので、その時点で頭の中でどのようなコードを書けば良いか想像できるとスムーズなんでしょうね。そうすれば関数の使い道も自ずとわかりますから。コードの方にコメントも書いてあることを考えると、関数に先に目を通さずにコードを見てから関数の説明に戻るやり方もアリなのだと思います。
 コードが操作別に分かれていて各セクションごとに最初にコメントが書いてあるので、どの操作を分けているか最初にざっくり見たりするのもいいでしょうね。あえてまとめずにやらなかったり、逆にまとめたりしてることもあるのでしょうから。
 この問題はやはりプログラミング未経験の人や経験が浅い人にはオススメできない分野ですね。逆に何年も実際に手を動かしてプログラミングができている人は有利かなと思います。

 あと二分野といたので書きたいところですが、もうだいぶ長くなってしまったので今回の記事はこれで終わりです。他の分野や他の回の分も書きたいところですが、どうするかは悩みどころです。
 幼い頃からテスト好きな性分なので、今日は本当にワクワクしながら解けました。これ午前試験用に勉強したところだ!みたいなのもあったりして。
 でも私はあくまでテストが好きなだけで、実務ができるわけではないんだろうなと思うと少し悲しく思います。いつか学んだことをいかせる機会が訪れるのか、そうでないのか……
 一寸先は闇、とりあえず今の勉強を楽しむ刹那的な、ひらりんなのでした。

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