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かたるひとたち『若き日の詩人たちの肖像』振り返り編その七

Photo by Mikio Kitahara

この記事は、2024/5/17-19東京都新宿区戸山公演野外演奏場跡、および2024/5/25-26長野県上田市犀の角にて行われた、平泳ぎ本店第8回公演『若き日の詩人たちの肖像』(原作:堀田善衞)のふりかえりを書き起こしたものです。

参加者

俳優 松本一歩
撮影:北原美喜男
俳優 熊野晋也
撮影:北原美喜男
俳優 小川哲也
撮影:廣瀬響乃

その六は↓

松本 熊野さんは、平泳ぎ本店にまた出てくださいって言ったら、出てくれるんですか?

熊野 出たいねえ。

松本・小川 おおーー。

熊野 なんかそれは、自分の性格上というか、今までの作品との関わり方だとも思うけど、、、劇団員として(劇団唐ゼミ☆)長く活動してきて、ある思い入れを持って作品に向かい合うことが基本的には多くて、今回もそうだったし。
あと、皆さんが言ってる、海外公演を実現させるんだとか、拠点をつくるとか、この公演において所作台を作って後に続くための道をつくるんだとか、、、いいね!なんかね!(笑)

松本 ありがとうございます!

熊野 僕もその話を聞いていて、ワクワクする!
稽古期間中、ミーティングで海外公演の話になったときに、マツケン(松永健資)に「ごめんね、急に公演のことじゃない、団体の話をしちゃって、、、」って言われたけど、そういう話を聞けて良かったとおもったんだよね。別にカンパニーメンバーではないけど一度かかわりを持った人間として、俺もその時に同じベクトルを向いてたら協力したいし、、、同世代の人がそういう風に未来を描いてるんだってことが、非常に刺激的だったから。やりたい!(笑)

(笑)

熊野 演劇は言葉でしか戦えないから、海外ってなかなか(難しい)、、、って思ったけど、字幕の公演だってあるし、、、それにたとえば、ロジックとかがまだパッとわかりづらい子供たちに対しても魅力的であるためには身体性が必要で、それって言語が違う文化に行ったときにも共通するものだなって思うようになったから。
なによりその「熱さ」が、目標に向かってるっていうのが、非常にいいですよね。

小川 日本語っていうのが、もしかしたら壁になるかもいれないけど、逆にある種の武器にもなるんじゃないかなって俺は思っていて。だから今のつくり方、言葉を大事にすることとか音にこだわっていくっていうことに、すごく賛成してる。普段こういう風に日本語を使ってるけど、日本語が母国語じゃない人からきいた時の言語の面白さ、っていうのはたぶん存在するんだろうなって思っていてて、、、だからこそ海外でやる意味っていうのはあると思うし、言葉に対する感性をもっと磨いていかなきゃなって思いますね。

熊野 うんうん。

小川 「まっすぐしゃべる」っていう技術もそうだし、こだわり抜いてアイデアの元で歪ましてみたりっていうのもそうで、言葉に対するアプローチの幅広さっていうのは面白いと思うから。日本以外での土地での公演っていうのは良いと思ってます。

松本 なんで海外に行きたいかっていう話になったのも、毎日のリハーサルで取り組んでいるルーティンについて「じゃあそれは何のためにやっているのか?」っていう話の流れだったと思うんですよ。そこって、全部一本で切れずに繋がっているんです。

小川 はい。

松本 団体として、今後十年間で叶えたい目標があります。”そのための”今日この一日なんです、っていうのがちゃんとあるんですよね。いざ自分が目標を立ててみて、そこから逆算して毎日のタイムスケジュールを作成して送って、そこの中に毎日レギュラーで取り組んでることがあって。いずれ「こうなりたい」っていう理想の姿があるから、「えーやだめんどくさいやりたくない!」って言われても、そこは簡単には譲れないんですよね。

熊野 うんうん。

松本 今回の現場ですごく嬉しかったのが、、、たとえば戸山公園に入ってから毎日の設営がすごい大変で、慣れるのにちょっと時間がかかってしまったんですよね。本番を迎えるにあたって、これまでの稽古場での時間とは違うかなりバタバタした感じで現場にいないといけない、、、。そうして知らず知らず野外っていう環境に呑まれかけてしまっていた時に、「一回状況を整理して、これまで稽古場でやってきたように、毎日のルーティンをやってみませんか」って熊野さんが言ってくれたんです。

小川 そうでした、そうでした。

松本 これに対して風当たりは強くて、俳優はただでさえ野外という環境でいつもより大きな負荷がかかっていて余裕がないし、舞台監督の齋藤さんからしたらなるべく演者の体力を温存したいっていうポリシーもあって1日の流れを考えてくれている。そこを熊野さんがうまく調整してくれたのがすごくありがたかったんです。

小川 そうでしたねぇ。

松本 たとえば劇団の本公演の本番前にレギュラーのヨガができたのは今回が初めてだったんです。そうして野外っていう新しい環境でも、そういう風に一旦落ち着いてこれまで通りに時間が使えると、僕としても本当にやりたいこと、理想の形に近づけるっていう感覚がありました。そういう風に俳優のコンディショニングのために時間が使えると本番のパフォーマンスもあがるし、俳優の集中力の質が望んでる方向に向っている、というのが主宰としてもすごく嬉しいことでした。

熊野 ああ、なるほど。

本番前、稽古場でのルーティンであるヨガをするメンバー

https://note.com/hiraoyogihonten/n/nd21aa6d00188?sub_rt=share_pw

松本 いずれ十年、それよりももっと長いスパンで自分が演劇を通じて叶えていきたいものっていうのが明確にあって、そのための一日、一日なんだっていうのがとても大切なことで、、、。ここ数年だね、こういう風に目標を具体的に口に出して言うようになってみてあらためて、一日一日、リハーサルの時間をどうやって使うんだろう?ということが、目標に確実に影響するんだという実感が最近あるんです。だからその場しのぎの毎日には決してしちゃいけないなと思っています。

小川 うん。

松本 折に触れて「私はこういう風に時間を使いたいんです」「私たちはこれからこういう風になっていきたいんです」っていうことを言葉にしていかないと、参加してくれてる人も何をやっているんだかわからなくなってしまうし、モチベーションが続かなくなっちゃうんだと思うんです。ただでさえややこしいことをやっているという自覚はあるから、尚更。
だから伝えていく努力を続けないとあっという間に継続出来なくなっちゃうから、日々の取り組みをひとつの習慣にしていくために努力が必要で、、、。だから『若き日』の公園では熊野さんや齋藤さんの理解と協力のもと、良い本番を迎えさせてもらえたなと思います。

熊野 今日のこれもね!

小川 今日のこれ?

熊野 今日のこの、ふりかえりの話の場をつくろうっていうのもさ、、、つまるところ待つんじゃなくて自分たちで発信しようってことだよね?

小川 まあ、、、そういうことですね。

熊野 それすごくいいなって。一つの公演を終えて、あらためて「平泳ぎ本店ってなんだろう」ってことに向かい合うっていうのは。

松本 うんうん。

熊野 これだけの人数がいて、それぞれの思いがあって、それぞれの生活がある中で、やっぱり言葉にしていかないと「俺たちって何なんだっけ?」ってなると思うんだよね。
すでにある程度露出がある人達で、外から望まれてインタビューや対話の中で「○○ですよね?」「いや、××なんです」っていう機会があったり、外からの評価があって固まっていくものだったりいろいろあると思うけど、「(機会が)ないならこっちからやる!」っていうのは(笑)。

(笑)

熊野 超かっこいいなと思って!(笑)

(爆笑)

熊野 あと、これって必要な時間なんだなって思った!かつて自分が団体の中にいたときも、そういうことをもっとやるべきだったなって。それは自分のために。
言葉にしないと、ある流れにただ流されるし、それっていうのはいいこともあるだろうけどよくないことの方が多いだろうし、、、成長しないというかさ。目標のために頑張る日々って大事だと思うから。

松本 うんうん。

熊野 自分たちが「なに」であるかを、自分たちで話し、「なに」を目指しているのかを常に発信し、、、それが変わっていったって、それはいいじゃない。

松本 うんうんうん!

熊野 「一年前ああだったよね、あの団体って?」ってなったところで「知らない!今は今だ!!」みたいなことに結果なれば良いと思うから、、、

(笑)

熊野 この企画、スタートした段階からすごいなって。これをやってるっていいうのがいい!『話していく、こっちから』。

小川 あ、あ、ありがとうございます(照)。

熊野 それこそがね、どうしていきたいかっていう道しるべっていうか、、、

松本 うんうん。

熊野 道に迷うじゃない、十年先ってなると、、、日々変わるし。

松本 そうですねぇ、、、

熊野 僕もね、心のどこかにそういう海外に対する意識ってあって。英語の教材とか買ったの、勉強しようと思って!

松本 おおおお!

熊野 でもその瞬間はやる気だけど、、、外に言ってないからさ、怠惰になるじゃない、、、。日々、疲れたなあとか、難しいところにぶつかったりするとさ、怠けちゃったりとか。

松本 人は怠惰な生き物です。

熊野 でもそれは、常に外に向かって宣言してると、なんか怠惰な自分と戦えるというか、、、「いや、言ってるじゃん、、、頑張ろうよ!」みたいな(笑)。

(笑)

熊野 そういうちいさな積み重ねで、どこにたどり着くかはわからないけど、少なくとも前には進むじゃん!思ったベクトルとは違うこともあるけど!

松本 うんうんうんうん!

熊野 だから、発信するっていうことは大事だなって、平泳ぎ本店に参加して思いました。非常にすごいなって。平泳ぎ本店とは発信する団体なんだなと思った。

小川 ふふふ。

熊野 「今」も変わらずですか?この稽古期間中に言ってた、、、

小川 「海外に行く」「拠点をもつ」、、、

松本 「まだ誰も想像していない場所での野外劇の上演」!

熊野 すごいねえ、、、

松本 福原さん(福原允則さん)が野球場でやってらっしゃったりとかありますけど、やっぱりそこなんだと思うんですよね。野球場で野外劇やるってなったら、それはもう否応なくワクワクするじゃないですか。

そのためには、野外劇で経験値やノウハウを積み重ねる、場数を踏むための定期的に野外劇ができる場所が必要で、その場所、戸山公園の野外演奏場跡に我々は今回運よく出会えたんですよね。そうして野外劇の上演のための環境整備にも関われて。そこで力をつけて、その上で、まだだれも全然想像してないところでの野外劇にみんなを連れていくって、めちゃめちゃ面白いじゃないですか!

熊野 面白いねえ!

松本 「え”、こんなところでやるの?!」みたいになってくれたら嬉しいですし。なおかつそこに「え”?!この人も出演するの??!!」ってなったら、ワクワクするじゃないですか。まだ誰も想像していない場所で、誰も想像してないことをやる、こーれはね!私の中での大きい野心ですね。
我々の舞台に、たとえば市村正親さんが出ます、とか、ビリー・アイリッシュが出ますっていうことになったら、「な、なんで、、、?!」ってなるじゃないですか。

小川 なるよね(笑)。

松本 これは例え話ですけど、人やジャンルをクロスしながらそういうことが出来れば「演劇」ももっと元気になるし、「演劇」っていうフォーマットの可能性が広がるんじゃないのかなって思うんです。劇場でどれだけリッチな企画を立てたってチケット代がどんどん高くなっていくだけで、夢は簡単に見られないけど、、、野外であることで、そういうポテンシャルがやっぱりあると思うんですよ「まだ誰もみていない夢を描く」っていう。

熊野 野外は、夢を描ける、、、

松本 今朝もたまたま来日しているスペインのマドリード出身のダンサーと会って新宿の街を歩いて花園神社で紅テントを見たりしてたんですけど、いろんな繋がりの中でぼくも海外の友達が増えてきたんです。平泳ぎ本店でも海外から来た人たちとワークショップをやったりして、海外に出ていくということも現実味が湧いてきたんですよね。今や夢物語とか、手がかりがまったくない状態じゃなくて。

熊野 へええ!

松本 たとえば今回も、犀の角の公演では劇団SCOTの方や野村政之さんが観にきてくださったりして。そういう出会いの中で、いろんな国や地域との交流の機会が得られるかもしれないし、同世代の海外の友達、メキシコ、チリ、アメリカ、中国、韓国、スペイン、、、に行く機会が生まれるかもしれない。

小川 南米、、、

松本 ってなってくれれば、ものすごく現実的なかたちでひとつひとつ、夢を叶えていけるかもしれないんですよね、ちゃんと頑張っていきさえすれば。そういうことがいま自分にとってすごく、演劇をやりながらワクワクしていることなんです。ワクワクできるし、そういうことのためだったら、命を燃やして日々頑張っていけるかなって。

熊野 うんうんうん!

松本 漠然と「売れたい」とか、漠然と「有名になりたい」とかではなくて、具体的に戸山公園の野外劇の上演のための環境をメンテナンスするとか、全国各地から人を呼べるようなレジデンスの環境が欲しいとか、国内外いろんな友達もいずれは呼びたいから渡航費を賄わなきゃ、とか。そういう夢のためだったら書類を書いたり、いろんな人に働きかけられるな、とかっていうことが、ちょっとずつ楽しくなってきましたね。

小川 幅広い意味で「今後」ってなりましたけど、平泳ぎ本店の近々の予定も、あるにはある?

松本 うーーん、すごいあやふやな、、、まだふわっとしたものですけど。一個あります。これもいずれお伝えできるかたちになれば、、、

小川 熊野さんも予定があるんですよね、「演劇ごはん」

熊野 はい。えーと、6月6日に本番、翌日も別の本番、、、

小川 ?!

松本 多忙なんですよ熊野さんは、、、

熊野 いやいやいやいや、多忙っていうんじゃないんですよ!たまたま、いろんなかたちの本番をいまやらせてもらっていて。出会いですねそれも。普通の公演形態だと本番中に別の舞台本番を迎えるってなかなかできないけど、そういうことがやれるカンパニーと、この上半期お付き合いが続いてて。集中してしまっているという、、、でもこれも良いですよ。

松本 いい縁が続いているんですね。

熊野 僕も目標があって。なんか、「売れたい売れたい」っていっていざ仕事ができたときに自分が納得のいくパフォーマンスが出来るんですか?って。そのときに力が発揮できないようでは機会を得たとて、なににもならないでしょって思うから。

松本 おおお。

熊野 やるぞって、おもって、、、(小声)

松本 声小さいですよ?!

熊野 いややっぱり、大変だなって!劇団四季の人とかすごいよね毎日ずっと本番を抱えて、リハーサルをやって。

松本 コンディショニングが本当に大切ですよね俳優は。

小川 平泳ぎ本店もいずれね、その日に地方に移動して、、、

松本 上演して!

小川 また違う場所に風のように去るっていう生活が来るかもしれませんから。

松本 平泳ぎ本店としてはたとえば今回の『若き日の詩人たちの肖像』くらいのサイズ(上演時間60分、舞台セットなし)の作品で全国を回ることができたらいいなあって思うんですよね。
長野もまた必ず行きたいし、そういえば沖縄の劇場の方からも連絡をいただいたんです。野村政之さんが話して下さったみたいで!

小川 おお!

松本 いろんな巡り合わせのおかげで今回の作品にも沖縄の要素がしっかりと入っていたりするので。それもなにか今後うまく繋がっていければ、沖縄にツアーに伺えたりするかもしれませんし。

熊野 いいですねえ。

松本 演劇で日本や世界中旅をするっていうのは、これもやっぱり夢ですね。

熊野 やっぱりこちらから行かないとね。「場所性」が強いじゃない、演劇って。居合わせないと観られないから。

松本 本当にそうですね!

熊野 だったらやっぱり「行けるカンパニー」になったほうがさ。それこそ大規模なカンパニーだと出来ないことかもね、予算とか、劇場のキャパシティが、小さな場所でもできるっていうのは。

松本 うんうん!

熊野 いいよね、東京まで観に来て下さいじゃなくて「こちらからいきます!」

松本 動員目標ってきっとあると思うんですよ。若い劇団の場合ならまず1000人が目安、とか。それを少しずつ増やしていってゆくゆくは一万人とか。
僕らの場合は頑張って、旅に出るってことを前提にして、同じ一万人でも日本全国で一万人、っていうかたちがいいと思うんですよね。

熊野 なるほど!そうだね!

松本 東京で商業的な成功を目指すってなると、ある程度方向性が限られてくると思うんです。テレビで見たことのある芸能人が出てる、映画に出てる人が出てる、あるいはそういう映像の有名な脚本家の方と一緒に仕事をするとか。なんというか、東京の経済的な現実に創作が絡めとられていくみたいな側面が出てくると思うんですけど。

小川 ええ、ええ。

松本 全国各地にある犀の角や銘苅ベースや、そういう心ある劇場、場所を縫うようにして作品を持って旅をして、日本各地、世界各地に「平泳ぎ本店の演劇が好きです!!」って言ってくれる人たちが常に一万人いてくれるっていう状態をつくれたら、すごく望ましいかたちで演劇が続けていける気がするんです。東京に頼らずとも生きていける、ってなれるといいなと思っています。

小川 そうだねえ。

松本 クラウドファンディングでも、すごいビックリしたんですけどホントに全国の方から、福島の方とか、富山、新潟、三重、いろんな場所の方々からもご支援をいただいたんですよ。本当に嬉しいことだと思いました。全国の人達から応援してもらえているっていうのは。
この輪を広げていきたい、僕の地元の愛知県にも演劇を持っていきたいし、それぞれの地元、平塚(小川哲也)だったり香川(熊野晋也)だったりとっていうところに、自分たちの作品をもって行けたらいいですよね。

松本一歩。

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おわり
収録 2024/6/3

◆日本全国の73名の方々から535,000円の応援をいただき、資金調達が無事に終了しました。ありがとうございました!!
【平泳ぎ本店 クラウドファンディングについて】
「一枚の舞台の床が、才能のゆりかごに。
野外で自由に演劇を上演できるようにするための所作台をつくりたい。」

◆本日もご清覧頂きありがとうございます。もしなにかしら興味深く感じていただけたら、ハートをタップして頂けると毎日書き続けるはげみになります!
◆平泳ぎ本店/Hiraoyogi Co . では向こう10年の目標を支えて頂くためのメンバーシップ「かえるのおたま」(月額500円)をはじめました。
メンバーシップ限定のコンテンツも多数お届け予定です。ワンコインでぜひ、新宿から世界へと繋がる私たちの演劇活動を応援していただければ幸いです。
→詳しくはこちらから。https://note.com/hiraoyogihonten/n/n04f50b3d02ce
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