CDOとして、大切に心がけていること
はじめに
最近、過去の自分が残したことで救われたりする機会が多かったので、2021年の年の瀬もあるので、このタイミングでUzabase B2B SaaS Business事業 執行役員CDO(Chief Design Officer) として、大切に心がけていることを書き残したいと思います。来年の自分が、このnoteを見て、ふり返れたら最高ですね!
誰よりもデザインの力を信じること
デザインの力は可能性を会社の中で誰よりも信じ、啓蒙してくこと。そして、身を持って証明していくこと。
デザインドリブン
デザイン(成果物)でプロジェクトを突き動かすこと。プロジェクトが立ち止まった時、デザイナーが描いたラフスケッチやモックアップがプロジェクトを再始動させたり、新しい視点を炙り出し、プロジェクトの原動力となること。
ステークホルダーマネジメント
デザインスプリントやデザインリサーチを通して、現場を探索し、そこに関わるチームメンバーを巻き込むこと。近距離でデザインの力の可能性とデザイナーの有用性を伝え、信頼を得ること。
デザインの言語化
デザインの力を言語化し、再現性があることを伝える。偶然的、属人的にう良くなったのではないことを言葉で残すこと。つくる前ではなく、つくった後にふり返り、言語化すること。
デザイン組織と組織文化
デザイン組織が大切にしている価値観をワークショップで炙り出し、構造化面接のトークスクリプトに反映すること。毎週月曜日はメンバーとの1on1に使い、景色交換をすること。
デザイナーのキャリアパス
グラフィックデザイナーからプロダクトデザイナーやサービスデザイナーへ。プロダクトデザイナーからプロダクトマネージャーへのキャリアパスの可能性を開き、その挑戦の場の創出と関係者への理解を得ること。
ビジョンに向かった仕事の創出
常に来年どんな姿や取り組みに挑戦するのかを想像すること。一人ひとりのデザイナーの個性が輝く仕事をビジョンに向かってプロデュースすること。自分が描く未来が組織の限界だと理解し、退屈な未来を描くようになったら席を譲ること。
プロダクトデザイン
経済情報プラットフォーム「SPEEDA」のリサーチ、体験設計、情報設計、造形表現、デザインシステムの構築を通して、手と頭を動かしながらプロダクトデザインの現場解像度を高め続けること。
デザインの定義
美しさ以外のデザインの可能性を模索し、自分の中でのデザインの定義をアップデートすること。現状は「ヒト、モノ、コトのより良い関係性をつくること」が自分のデザイン定義です。
おわりに
先日ReDesignerさんと開催させていただいたイベントの登壇資料を紹介します。CDOになって約2年間くらいに実践してきた内容の総集編です。
自分が所属するデザイン組織 Uzabase SaaS Design Division”DESIGN BASE”が毎週お届けする「DESIGN BASE MAGAZINE」は以下のリンクからご購読できます!興味ある方、フォローよろしくおねがいしますー!
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