
『マチネの終わりに』第八章へ
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こんにちは。
いつもご愛読、ありがとうございます。
『マチネの終わりに』の連載、当初の予定よりもやや延長されていますが、第八章に突入し、いよいよ大詰めに向かっています。ここまでずっと、読み続けて下さっている皆さんには、本当に励まされています。
この小説は、何かと気が滅入ることの多い昨今、せめて束の間、美しい物語の世界に浸る時間を作りたいと考えて構想したのですが、パリの凄惨な事件を受けて、ますますその思いを強くしています。
テーマ的には、非常につながってもいるのですが。……
蒔野と洋子の運命が、今後、どうなるのか。
最後までおつきあいいただけると幸いです。
平野啓一郎
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小説家です。著書は小説『ある男』『マチネの終わりに』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』、エッセイ『私とは何か「個人」から「分人」へ』など。
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