Kindle出版のメリットまとめ・本質を知らないと損をします
kindle編集者・Webライターのヒラノです✍️
今回は3本立ての初回として「印税以外にも魅力があるKindle出版のメリット」をお伝えします。
次回以降は以下のKindleに関するアレコレを共有していきます❗
「これからKindleを出版したいな」って人に向けたアドバイスを、3回にわけてお送りします。
もっとザックリお伝えすると「成功と失敗リスト一覧」といえるでしょう💦
今日はKindle出版のメリットを深掘りしていきますので、何度も読み返していただければ。
ですが「ヒラノって何者なの?」って思う人もいるはずなので、ぼくの実績を公表しますね。
ちなみにですが、ぼくがKindle出版をはじめたのは2019年の年末です。
転売やブログなど、いろんな副業に手を出しては失敗を繰り返していた最中に、インフルエンサーの「Kindleは稼げる!」という言葉にまんまと釣られました(笑)
「印税で不労所得が欲しい!」「しかも作家の肩書ってカッコいい!」という、単純な思いがキッカケでさね。ちょうど長男も産まれたばかりでしたし。
スキルがなく陰キャでネクラな状態でしたが、いまでは年商ウン億の社長から秘書を通じて商業出版のご相談がくるレベルまで来れました❗
なのでぼくがお伝えする情報は再現性が高いですよ💡
「これは絶対にイカン」から「○○はやるべき」ってものまで、公開と反省を深掘りしていくので、ぜひ最後まで読んでいただき、過去のぼくのような失敗をしないでくださいね。
大前提 Kindleの本質は読者満足度にある
前置きとしてお伝えしますが、Kindleの本質は「読者満足度の追求」です。著者のメリットだけ追い求めても、読まれ続ける本にはなりません。
読者の知りたいことを深く思考して、著者の経験を交えた解決策を語ることが、いい本の条件です!
Kindle出版のメリットとは?
まずはじめに、Kindle出版のメリットをザッと挙げます!
ひとつずつ解説していきます!
①印税が見込める
KindleはAmazonで出品されている「本」であり「商品」なので、印税を稼げます。
まず、稼げる仕組みをザックリ紹介しましょう。
Kindleを出版するときは、自著を「Kindleアンリミテッド」と呼ばれる、Amazonの読み放題のサービスに登録してください。
たとえば本屋さんに立ち寄って、気になるマンガや雑誌が自由に読めるとしたら、とりあえず買うより立ち読みをしませんか❓️
そのため、自著はKindleアンリミテッドに登録しておいたほうが、印税的にも得です。
で、気になるのは実際の印税ですよね。
ぼくは初めて2021年の12月末に出版したのですが、1か月間の印税は「1248円」でした。
こちらが初作品です⏬
「え? たった1000円?」って思うかもしれませんが、10冊の出版を積み重ねたら毎月1万円です。
毎月1万円の収益は、一般企業の年次昇給を上回るはず。さらに、不労所得として考えると100万円単位の株に匹敵します❗
後々お話ししますが、リスト取りや自社商品の紹介につなげられれば、もっと稼げますからね。
まとめるとこんな感じです。
もちろん、人気のジャンルで検索の上位表示ができたり、ニッチなジャンルでも需要があれば、1冊で1~3万円も可能です。
ぼくの1冊目のKindleは2021年に出版しましたが、当時よりいまのほうが「男性の育休」の関心が高いので、狙い目のジャンルといえます。
②出版した実績や権威性の獲得
本は出版した結果そのものが、実績や権威性につながります。本の出版をやらない人のほうが圧倒的多数ですからね。
なので、出版経験者は「普通では達成できない実績の持ち主」という希少価値を得られるわけです✨
少し話がそれますが、ぼくは2025年9月まで「2年間の育児休業中」です。
近所の人や友人知人に「育休中はなにをしてるの?」と聞かれて「本を書いてる」って答えると、まぁまぁ驚かれるんですよね。ときには冗談と取られることもあるくらい。
そのため「どれだけ売れたか」に関わらず、出版そのものが著者の価値になります❗
とはいえ、Kindleはあくまで電子書籍なので実物はありません。
ですが安心してください。手間がかかるものの、ペーパーバックと呼ばれる紙書籍化もできるので、自著を現物の書籍として手に取ることだってできるんです📚️
くり返しますが「書籍を世に出すこと」は、それだけで実績や評価になります。
ですので、ぼくのブログを参考にしつつ、Kindle出版にチャレンジして欲しいですね❗
③自分の商品やサービスを紹介できる
質の高い原稿で、読者の満足度を高める必要はありますが、Kindleはリスト取りやバックエンドの販促に活用できます。
つまり、印税以外の収益化ができます。
読者が書籍に満足すると著者に興味を持たれるため、原稿の末尾に自社のサービスを添えておくと、バックエンドを購入する可能性があります。
とはいえ、多くの人は「自分の商品を持っていない」「ただの会社員だから売れるサービスなんかない」って人がほとんどです。
ですが安心してください。
Kindleを出版できるってことは、「Kindleのテーマに関して、読者の相談に乗れる」ってことですよね❓️
たとえば、社内のパワハラを乗り切った話で原稿を書き上げたら「いま現在パワハラで悩んでいる人」の相談に乗れます💡
同じように「DVの経験」「うつの体験談」をKindle出版すると、カウンセリングのように「相談に乗る」ってサービスを販売できるわけです。
ココナラなどで「1時間1000円」で出品して、販売実績が増えたら値上げしてもいいし、オフラインの相談サービスを立ち上げてもいいでしょう。
ぼくもはじめてKindleを出版したばかりのころは、バックエンドをまったく考えていませんでした。ぼくのバックエンドを作った順序はザックリ以下の通りです。
Webライターの実績を積んだいまは、SNS経由で案件をいただけることもあり、印税以上の収益を得ています。
というより、独立も視野に入っています。自画自賛ですが、すごいと思いませんか❓️
素人がkindle出版をはじめたら、会社を辞めて独立ができるレベルに行きつくんですよ。夢がありますよね❗
自社の商品などがあれば、Kindleの巻末で広告してもいいですし、一般の人であれば、はじめは小さいバックエンドでもOK。そもそも自分のサービスは考えなくてもいいかもしれません。
ゆくゆくサービスをリリースしてから原稿を再入稿しても、まったく問題ナシ。
印税以外の収益化の方法があるって覚えておいてください❗
まとめ 稼ぐ以外の隠れたメリット
今回はKindle出版のメリットをまとめてみました。
ザックリと振り返るとこんな感じです。
Kindleは主に稼ぐ系のメリットがクローズアップされがちですが、実はほかにも隠れたメリットもあるんです。
それは「つらかった過去を原稿に棚卸することで、自分の心をいやす効果がある」ということ。
たとえば悩みごとがあるときって、誰かに話すとスッキリしませんか?
つまりKindle出版は、過去と現在の自分を労わり、読み手の悩みの解決のヒントになるんです。
だからこそ、読み手に刺さる質の高い本は、感動を起こすんですよね。
印税やバックエンドの販促は、あくまで「読者の満足度を追求した先の副産物」にすぎません。
確かにお金は欲しいですが、人の心に呼びかけるKindle出版って、素敵だと思いませんか?
次回は「本当は隠したいKindle出版のデメリット」を正直に共有しますので、ぜひぜひお楽しみに(・ω・)