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「日本106位!!労働ダイバーシティ」多様性の活用と語学力

以前、共に働いた外国人の同僚達から言われたことがあります。

「僕はあなたと働くことが楽しい。あなたたちが好きだよ。でも、この会社は、僕たちが好きじゃないよ。」

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日本企業の、「発展途上な異文化受容力」「多様性活用意識の低さ」「英語コミュニケーション力の不足」は、外国籍従業員に、「会社は僕たちを好きじゃない」と思わせていたのです。

そのような感情を抱くということは、彼らが自分の能力を最大限活用するという流れの中においては、邪魔・障害です。取り除くべきモノです。

多くの優秀な外国人は、「組織を変える」という方法ではなく、「去る」という方法を選び、自分の能力を活かす道を模索します。

多様性を活用し、組織力を高めたいと採用した外国籍従業員が、辞めていくのです。

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世界経済フォーラム(WEF)の2019年版「世界競争力報告」で、日本は総合6位と前年から1つ順位を下げました。

個別項目では、労働人材の多様性を示す「労働ダイバーシティー」が106位(前年は81位)、「外国人採用」が82位(同77位)と極端に低い結果でした。

WEFは「日本はトップイノベーター国の一つであるにもかかわらず、それぞれの項目がパフォーマンスを押し下げている」と指摘しています。

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グローバル人財基盤形成において、グローバル環境で活躍するための要素として、重要な位置づけにあるモノがマインドです。

そして、適切に築かれたマインドが成果を出すために作用するとき、あまりにも大きな武器になるのが、スキル、例えば外国語によるコミュニケーション力です。


日本の多様性が低い原因の一つは言語コミュニケーションにあります。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が18年に実施した調査では、外資系企業の約6割がビジネス上の阻害要因として「外国語によるコミュニケーションの難しさ」を挙げたそうです。

例えば英語力。

英語ができる、イコール、グローバル環境で活躍できる、訳ではありませんが、英語習得に対して、なかなか前向きになれない・腰が重い・苦手意識がある、ということもあるでしょう。

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英語習得に前向きになれないのには、ちゃんと原因があり、解決することができますが、英語を仕方なく習得している現状があるとしたら、視点を変えてみるのも良いと思います。

英語ができれば、自分の中にある良い考え等を発信する機会を創ることができます。その機会があって初めて、周囲に伝わる、と考えると、英語力は重要な位置づけです。出来る限りの努力をして伸ばしたいスキル、それが英語力です。

もしも、この考え方にピンと来ない or 言ってることは分かるんだけど・・・と続く場合は、働く上での自分の姿勢にテコ入れをしなければならないのだろうと思います。

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