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全シリーズ、ヒロインが・・・:実写映画「探偵はBARにいる」シリーズ1~3を見た感想

 大泉洋さんが探偵役を演じるハードボイルド作品。松田龍平さん演じる相棒兼運転手とコンビを組んで、依頼人を守ります。原作は小説「ススキノ探偵シリーズ」。

 以下、少々ネタばれが含まれますので、ご注意ください。

 原作小説を読んだことが無かったので、どういう雰囲気の作品かも知らずに見始めました。
 大泉さんが主演なので、全体を通してコメディータッチ。吉本新喜劇が好きな私は、この映画シリーズのそういう側面はとても楽しめました。
 特に松田さん演じる高田のひょうひょうとした感じが好きでした。特にシリーズ3の最後、強敵と高田の戦いには笑わせてもらいました。真剣勝負のさなかに、高田が相手のズボンをひょいとおろすところ。笑
 
 けれど、とにかく3作とも印象的だったことは、全シリーズ、ヒロインが強く、そして結末が哀しい。
 例えば、1作目の小雪さん演じるヒロインが、ウエディングドレス姿で満足そうに銃をぶっ放す姿。見ているとき、違和感を感じたんです。見終わった後、この違和感は何だろうと考えたんだけど、多分、とても悲しい結末へ向かっている状況と彼女の満足そうな笑顔が自分の中でうまく調和しなかったのだと思いました。他に方法が無かったのか、死んでほしくないという思いの向こうで、彼女があの笑顔だったからだと。ラストまでコメディ要素多かったので、この終わり方は、良い意味で裏切られた感がありました。

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