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集中力が散漫でも、どんどん読める読書法

 今回は、私が活用法している「どんどん読み進めることが出来る読書法」について、みなさんに共有してみようと思います。

 本を読みたいと思っている時でも、仕事の後や疲れている日だと、なかなか読み進めることができなかったり。
 あまり内容にワクワクするわけではないんだけど、何らかの都合で目を通しておきたい時なんかに、なかなかページをめくる手が進まない。
 そういう時は、とにかく気合で読み始めるんですが、私は割とすぐに気が散ってしまいます。
 それもそのはずで、読書は脳が能動的に行うものなので、受動的に行うテレビやyoutubeを観るなんていう行為と比べると、脳が疲れやすいんだそうです。

 そういうときに私が活用しているのが
 本文の読み上げ音声を聞きながら、同時に文章も目で追って読み進めていくという方法です。
 
kindle Fire タブレットについている「kindleの読み上げ機能」をおすすめしたいと思います。

Fire タブレットがおすすめな理由

 スマホでもkindleアプリを使えますが、「読み上げ機能がついているkindleアプリ」はFire タブレットだけです。
 Fire タブレットのkindleアプリで、設定をONにすればすぐに使えます。設定も、ググれば情報が出てきて簡単にできます。
 読み上げ速度は、0.7倍~4倍まであり、聞き取りやすい早さに変更することもできます。
 もちろん、スマホでもtalkback機能などの設定をすれば、kindle本の読み上げはできます。
 ですが、音声を聞きながら目で文章を追うときは、画面が大きいkindle Fireタブレットが私は使いやすいです。
 現行機種のFireタブレットなら、全ての機種が読み上げに対応しています。お値段も、Fire 7 やFire 8 なら気楽に試せる価格です。


この方法で得られた効果とその理由

 私の場合、この方法だと視覚と聴覚の両方から情報が入ってくるので、集中力が長続きしやすいです。また、読んでいる内容が上滑りしにくいです。

 視覚と聴覚の2つの感覚が、情報を理解するために、お互いに補い合ってるのかもしれません。

 これは、VAKモデルというもので説明できそうです。
 私たちは五感を通して世界を認識しています。五感とは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚ですね。
 私たちは、周りの世界を認識する時に、視覚 Visual、聴覚 Auditory、身体感覚 Kinesthetic(触覚、嗅覚、味覚)、の3つ(VAK)の中で、どれかを優位に働かせているというのです。
 例えば、単語をインプットするときに、イメージを利用して簡単に覚えられる人もいれば、音声で繰り返し聴くほうが覚えやすい人もいるというようなものです。
 自分がどの感覚を使って、周りの情報を理解しやすいのか。それ知っていると、比較的苦労せずに情報をインプットすることができるというお話です。
 みなさんは、自分がどの感覚を一番使っているか知っていますか?
このテストはネット上で簡単に受けられます。
 https://www.nlpjapan.co.jp/vak/

 もし、聴覚優位、またはその傾向があれば、読み上げ機能はかなり読書の味方になってくれると思います。
 また、テスト結果が聴覚優位ではなくても、聴覚を視覚と合わせて使うことで、視覚だけよりも、より多くの情報(本の内容)を感じ取れる可能性がありそうです。


読み上げ機能は耳読書にも使える

 もともと知識がある分野の本や、分かりやすい表現ををつかってくれている本だと、家事をしたり、移動したりしながら、気楽に耳読書に利用することもできます。

 一方で、読み上げの音声の質感が苦手、小説などの物語の世界を浸りきって味わいたいという方には、読み上げ機能は使いにくいかもしれません。
 そういった場合、耳読書は俳優や声優さん、ナレーターの方が読み上げてくれるAudibleの方がいいのかもしれないですね。


私がAudibleよりもFire タブレットの読み上げ機能を使っている理由

 私もAudibleを活用していた時期があったのですが、そこで「面白い!」と思う小説や、「ためになるな」と感じるビジネス書などに出会うと、気になった部分や、作家さんの文章そのものを文字で視覚的に読み返したくなるんです。
 また、Audibleにもブックマーク機能はあるのですが、料理をしながら聞いていたりすると、料理の過程によってはすぐにスマホを触れません。どんどん読み進めていくので、あとで気になった部分へ戻るのが大変でした。
 またそういったことから、良かったなと感じた作家さんの本は改めて購入するということをしていたんです。
 私にとっては、少し不便でした。

 私はさきほどご紹介したVAKテストで、「視覚」と「聴覚」の両方が、ほぼ同じぐらいに「身体感覚」よりも優位になっていました。周りの世界を、視覚と聴覚の両方を使って認識しているようなのです。ですから、本を読むときにその両方を活用することで、片方だけ使っているよりも、本の世界や内容をかなり強く認識できるのかもしれません。

 なかなか読書に集中できないときは、本文の読み上げ音声を聞きながら、同時に文章も目で追って読み進めていく。

 もしよければ、みなさんも試してみてくださいね!

 

 

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