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小説を書くためのあれこれ

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長編小説を書いて新人賞へ応募したい! 試行錯誤のあれこれ。
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2023年7月の記事一覧

自分自身の意識と行動を「今」に置く

 誰でも自分が今やっていることの結果を気にし過ぎてしまったり、今やっていることの修正をしたいときはあると思う。そんなときに、私がよく見る魔法の動画がある。この動画の魔法は、ガチガチの緊張を適度な良い緊張に変えることができるありがたいものだ。   この動画でのメッセージは、以下のようになる。  何か目標を立てて行動をしている時、その行動(入力)の時点で、既に結果は決まっている。それを私たちはコントロールすることができないのだから、結果は気にしないというものだ。もちろん結果を受

適度な緊張は、超気持ちいい?

 昨日の夜は、夕食を食べに初めてのお店へ行った。これまで走ったことのない、初めての道を車で運転した。初めての道を運転するときは、新鮮さと少しの緊張がある。  けれどそれらは目的地にたどり着くと、一気に楽しさや喜びへと変わった。  話が突然変わるのだが、スポーツ心理学には逆U字曲線という考え方があるという。  以下は、リンク先記事より引用。 「効率(パフォーマンス)と緊張はUの字を逆にしたグラフで表され、「適度な緊張はむしろ良い」とのこと。人はリラックスしすぎても、緊張し

「目標に対する進捗を記録する」について、真剣に考えた【エッセイ】

 目標達成のために進捗状況を記録するのがよいとよく耳にする。私の場合、小説やエッセイを書くことを定期的に行いたいというのが目標だ。けれど私の場合、何を進捗の記録として残すのが良いのか、よく分からなかった。また、記録を残す作業に時間をかけすぎてしまうと、結局面倒くさくなって続かないという問題もあった。  昨日は、自分の目標に対して進捗を記録していくのに、何をしようかというのをひたすら考えていた。noteのプロ作家さんの記事を読んでみたりした。いくつか記事を読んだ。書いた文章の

文章を速く書けるようになるコツ【読書感想文】

 超速文章術という本を読んだ。  この本は文章を書き始めた人のバイブルになりうるだろうか。文章を書きたい気持ちがあるのに、どこから手をつけてよいかわからないときに役立つ内容として書かれている。  ある意味、潔く割り切った内容だった。書く「内容」と「構成」だけに特化している。著者曰く、「内容」と「構成」のスキルを身につけることは、文章がうまくなる最短のルートだという。そのため、文章を書く際の穴埋めや文章の型が複数紹介されている。その穴や型を埋めるようにして文章を書くと、ある程

第169回直木賞直前予想SPを見て:読みたい本とホラー作品を読むときの視点

 昨日は大人の放課後ラジオの「第169回直木賞直前予想SP」をyoutubeで見た(聞いた)。小説家の石田衣良さんが、候補作を読み、受賞するのはどの作品かを予想する回だ。いつも楽しみにしている。  どの作品も面白そうだけど、解説を聞いて『木挽町のあだ討ち』(永井紗耶子/新潮社)をまずは買った。  どんでん返しのあるサスペンスなんて、大好きなんですもの~!Amazonでの評価も4.5/5と高い。読むのがとても楽しみだ。  その他にこの放送で印象に残ったのは、ホラー小説の作

物語を書きたい:7月の目標と進捗状況

今月もやっていきます🤚 もしよかったら、みなさんもコメントに今月の目標を書いてみてください😊目標は執筆に関することでなくても、何でもOKです。毎月あっという間に終わってしまうので、noteでモチベーションの維持ができればいいなぁと思います。月末~8月の頭に、7月の目標にむけての行動を振り返りませんか? 7/16:中間振り返り  作業をしていく中で、少し目標を変更しました。小説を書く作業は、掌編小説を複数書いて練習しようとしていました。けれど、それをやめて短編小説を一作書いて

掌編小説の投稿サイトはどこがおすすめですか?よければお話聞かせて下さい

 練習で書く掌編小説を、インターネット上のどの投稿サイトにアップロードしようか悩んでいる。別に投稿しなくてもいいんだけど、した方がモチベーションが維持される気がするのだ。練習の記録になるし。収益化などは考えておらず、気軽に使えればいいというのが本音。  みなさんのこれまでの書き手、読み手の経験などから、こういった場合のおすすめ小説投稿サイトってありますか?  これまでに、あれやこれやといくつかのサイトに投稿してみた。カクヨム、Nola、prologue、twitter、no

日本語のエッセイをシャドーイングしてみたら

 昨日、ふと一つの考えが浮かび上がった。それは、日本語の小説やエッセイをシャドーイングしたら、私の文章力は向上するだろうかというものだ。今の私はたくさんインプットをして、文章力や 語彙力、語学力を高めたいと思っている。  どうしてこんな思考が湧き上がったかというと、過去に英語を勉強していたとき、シャドーイングをしたことがあったのだ。シャドーイングをした時、私の脳はものすごく反応した。日本語と英語で、ガチ混乱しています!というような不思議な感覚だった。脳が英語に適応しようとし

物語を書きたい:6月のふりかえり

 6月の振り返りです。  5月末からnoteでの投稿を始めました。たくさん、スキやコメントを頂き、ありがとうございました。励みになりました。毎日、今日は何を書こう~と頭から煙を出していたら、一ヶ月があっという間に過ぎました😅 【6月の目標】 ①noteで毎日記事を投稿 ②小説2冊、小説以外2冊、本を読む ③掌編小説を10本書く ↓↓↓ 【結果と振り返り】 ①noteで毎日記事を投稿 達成  なんとか毎日投稿できた。本当は数記事分のストックを作っておきたかったけど、結局作

時間を味方につけて生きてみよう

 「時間」についてのエッセイを読んだ。そこには、最新の科学の知見も書かれていた。時間には方向性は存在しない。時間は過去から未来に流れる不可逆的なものではない。過去と未来は対象的で、実は過去も未来も全く変わらない可能性もある、といったことが書いてある。  難しいことが書かれているようだけど、簡単なイメージでいうとこうなる。三次元を生きている人間には、時間は過去から未来にしか流れず、今を生きている私たちには未来は分からない。けれど、四次元や五次元なんかを生きている生き物がいるなら

ものごとの原理を知ることは、謎解きの快感のよう

 先日、自身の創作スキルに役立てようと、「OTORAJI」という本を手に取った。ある一節を読んだとき、私はものすごく高揚した。新たな視野が開けたように感じたのだ。  以下に本文の一節を引用する。  私は昔から、何か興味があることの仕組みや原理を知ることがとても好きだ。それが理由で、学校生活は苦手だったにも関わらず、大学院まで進学して研究に没頭してしまった。まさに好きという情熱が嫌悪感を乗り越えた体験だった。ちなみに、大学院まで行ったけれど、学校は苦手のままだ。  さて、