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小説を書くためのあれこれ

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長編小説を書いて新人賞へ応募したい! 試行錯誤のあれこれ。
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記事一覧

体験価値のアイデアをどう創り出すか?:「ファンの心を動かす一言発想法!」レビュー

 ビジネスの企画やマーケティングにおいて、「体験価値」提供の重要性が増しているといいます。利用者、消費者は、ただモノをお金で買うのではなく、お金を支払うことでどのような体験を買うのかを吟味しているのだそうです。  例えばこのnoteでも、利用者は好きなクリエイターに「サポート」という形でギフトを投げて応援する仕組み(記事というモノではなく、体験価値を創り出すクリエイターに対してお金を払う)があります。  今回、ご紹介する本「ファンの心を動かす一言発想法!ー体験価値のつくりか

仮説検証とAI

 今日はAIサービスは絵を描いたりするだけでなく、アイデアに関するものもあるという面白い記事を読みました。  自分の考えたアイデアについて、誰のためになるとか、どんな場面で使うとかを言語化をしてくれるAIサービスがあるらしいのです。詳しく言語化されることで、自分の考えたアイデアの検証をより深めたり、人と共有しやすくしてくれるようです。  おもしろい時代になってきたなと改めて思います。さっそく無料で試してみたいと思ったのですが、アカウント登録しようとしたら、アクセス制限に達

デジタル時代の完璧な失踪は可能か:「VANISH 自己消失リアルゲーム」ノンフィクション読書感想

 ノンフィクション「VANISH 自己消失 デジタル時代に「完璧な失踪」は可能か(WIRED Single Stories 013)」を読みました。  前作、「GONE 行方不明 自分を消し去る失踪者たち(WIRED Single Stories 012)」では故意に失踪した現代の人たちについて、実際に起こった事件などが特集されていました。  しかし、今作ではそれらを受けて「WIRED」が故意に失踪した人を探すリアルゲームを企画し実行した記事でした。1か月間逃げ切れば失踪

現代で自分を消し去る失踪者になるということ:ノンフィクション記事「GONE 行方不明」を読みました

 この現実世界で故意に行方不明になることは可能か? ノンフィクション「GONE 行方不明 自分を消し去る失踪者たち(WIRED Single Stories 012)」を読みました。  現代で故意に自分を消し去ろうとした人たちは、どうなるのか。短い記事の中に、故意に失踪した人々のいくつかの物語や昔と現代のやり方の違い、追跡者との攻防について書かれていました。(アメリカの)失踪者が割と衝動的に、計画を実行に移しているというのも私にとっては以外な事実でした。  読了後の感想、「

「ミステリー「暗号」の作り方」読了:小説執筆アイデアのための刺激に

 「ミステリー「暗号」の作り方」を読みました。  暗号の作り方だけを簡潔に体系立ててまとめています。執筆中の方が暗号の謎を作りたいときにざっと見ると、アイデアを考えるための刺激として役立ちそうです。  ミステリー執筆中の方には作品作りの参考になる内容ですが、ミステリー好きの方には謎解きのヒントになるかもしれません。簡単に見抜けない方が、作品を楽しめるような気もしますが……😅  この本は、kindle unlimited対象作品です。サブスクされている方は、気軽に読めます

『公募ガイド』長編小説書き方入門特集の読書感想 :創作プロセスのステップアップを目指す

 雑誌「公募ガイド」で、長編小説書き方特集を読んだ(こちらは、kindle unlimitedで読めたので、ありがたかった)。  長編小説をかき上げるためのプランの立て方、構成やプロットの作り方、文章作成時に気を付けること、落とし穴、推敲などについて、分かりやすくまとめてある。  今、私自身は長編作品を書こうとしている。解決すべきメインの問題(謎)を決めたところだ。 参考資料などを読みながら、構成と、メインとサブのプロットを作っていくところ。  この公募ガイドの特集は簡潔

プロが明かすエンタメ小説のコツ: 『エンタテイメントの作り方』読書感想

 「エンタテイメントの作り方」をAudibleで聴いた。日本ホラー小説大賞を受賞した「黒い家」などの人気小説を書かれた、作家の貴志祐介さんが書かれている。(ちなみに、kindle unlimitedでも読むことができる)  小説の書き方というよりは、タイトル通りエンタテイメント小説を創るときに注意する点について書かれていた。貴志さんのこれまでの作品を例として具体的に挙げてくださっているのも、聞いていて分かりやすい。また、その作品を読んでみたくなる。  例えば、自分

時間とお金の使い方を再選択:サブスク解約から日常ルーティンの見直しまで【エッセイ】

 毎朝、何かしら自分が考えていることを整理するための時間を、私はわずかだけど設けている。来年の3月までに長編小説を完成させたいので、今朝は自分が達成したい方向に修正しながらでも進めているかを改めて考えた。  結論から言うと、進めてはいるが、そのスピードは遅いかもしれないと思った。理由は、やりたいことが多く、力が分散してしまっている。そのため、それぞれを達成するまでにかなり時間を要している。その結果、頑張っているぞ、進んでいるぞとドーパミン的な満足感を得られる間隔が長くなって

前田裕二の「メモの魔術」を読んだ感想:アウトプットを深める新しい形

 「メモの魔術」を読みました。起業家・前田裕二さんのメモ術について書かれています。  とにかくこの本のイイタイコトは、「色んなことにアンテナをはってメモを取り、それらを抽象化し、ジブンゴトに当てはめると何が言えるかをとことん書き出す」に尽きると思います。  あとは前田さんとはどのような人生を歩んでこられたのかとか、どんな考えを持っておられる方なのかを少し覗いて見ることができます。  実は初めAudibleで通して聴いたのですが、さらっと内容が流れてしまったので、本を買って

秋の夜長に読むサスペンス推理小説にオススメ!「ストーンサークルの殺人」”ワシントン・ポー”シリーズ、必読の理由

 「ストーンサークルの殺人」M W クレイヴン (著), 東野 さやか (翻訳)を読みました!めちゃくちゃ面白かった!文庫本としては600ページ近くあるのですが、とにかく昨日1日で500ページぐらいを一気読みしました。そのくらい読みやすく、終始物語に飽きることがありませんでした。秋の夜長に面白い推理小説を読みたいという方には、かなりおすすめです。この作品はシリーズ化されているということで、2~4作目も買って読みたいと思っています。  この物語の面白かったところは、とにかく主

2024年手帳選び:ジブン手帳DAYS vs ほぼ日カズンA5で悩む

 来年の手帳、何を使おうかと悩んでいます。今はコクヨのジブン手帳DAYSとLite miniの2つを使っています。これらの手帳だと、予定管理や振り返り作業をしやすく、毎日、記録をつけることができています。 かなり気に入っています。(リンク先は、来年2024年のもの)  では、一体何に悩んでいるかというと、来年はほぼ日手帳のカズンA5サイズに乗り換えるかどうかで悩んでいます。  具体的に言いますと、ジブン手帳DAYSは1日1ページの手帳です。その日の記録や振り返りを書くにはと

星新一賞に応募しました

 今日の午前中は星新一賞に応募する原稿を送信(応募)しました。1万字ほどの短編小説ですが、書き上げて応募する達成感や喜びを感じています。  午後は、次に応募する賞について調べていました。今度は長編小説を書こうと思っています。  次の応募先は新潮ミステリー大賞か小説すばる新人賞にしようと決めました。どのような内容の小説を書くのか、ある程度のプロットを決めたら、どちらの賞にするか決めたいと思います。  こうやって宣言すると、できるかなあという不安も出てきますが、「やってやる

オンライン自習室を習慣の継続のために、トリガーとして使う

  昨日、記事にしたオンライン自習室。  自分を映すカメラがデバイス内臓のものでないけないという問題があり、使えないかなあと、残念に思いながらも利用をあきらめようとしていました。が、今日、なんとか問題を解決することができました😊  公式には対応機器とブラウザに書かれていないけど、kindle fire タブレットのsilkブラウザでもカメラを利用することができたのです。スマホをカメラとして使いたくなかったので、良かった。kindle fire タブレットでAndroidア

オンライン自習室を使ってみた:継続が楽になる作業環境を探していく

 今日はオンライン自習室の無料体験を使ってみました。小説を毎日コツコツ書くのによい環境を探しているところです。本日体験したのは、こちら⇩2週間は無料で利用できます。  こちらの自習室は予約制で1回25分。チームで目標達成を目指すというものです。予約制=リズムを作っていけそう。またチームで目標達成を目指すことで責任感が出て、ゲーム感覚が持てそうと感じました。というわけで、面白そうだから無理なく続くかもしれないと思ったんです。  が、私にとってはカメラの使い勝手が悪かった。ヘビ