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LCC超過料金制度@現場の声

私が担当するオーストラリアのLCCは日本でも幅広く就航しています。(あんまり人気無いみたいだけど!笑)

担当LCCエアライン → 預け荷物がある場合、チケット購入時に荷物分を追加で支払いするか、荷物許容量が含まれたチケットを購入していただきます。この受託手荷物料金ですが、チェックイン開始(国内線は出発2時間前)後はオンラインでの購入が不可となり、空港チェックイン時にお支払いいただくことになると同時に値段設定もグンと上がります。

チェックインカウンターにきて荷物を預ける時、少しくらいオーバーしても見逃してもらえた人、結構いるんじゃ?空港、国に寄って誤差はあれど、うち(オーストラリアの田舎の空港)は1kg程度なら見逃してOKと言われてます(0.1kgでもオーバーしたらダメな空港もあります)。

こちらも人間、感情はありますので、めちゃめちゃ下手に出られたり、感じの良い人、丁寧なお客さんだったりすると、私なら、2kg以下までなら見逃すこともあります(笑)。孫のプレゼントが入ってるとか言われたら、そりゃ甘くなっちゃうよ。

反面、ハンドキャリー(機内持ち込み)はどこの空港もかなり厳しいです。近年、コロコロのついたキャリーを持ち込む人が増えている感じで、サイズと重量が規定内なら問題ないんですが、越えてくるお客さん、結構います。コロコロキャリーは必ずオーバーヘッドビンに入れてもらわねばならず、満席に近い便だと収納スペースが無くなります。その為に料金を払ってハンドキャリーの重量をアップグレード(追加料金で7kg制限を14kgに)してるお客さんもいるので、公平性を保つためにもここは是非とも規定を守っていただきたい。オンラインチェックインしといて、そのまま重い荷物持ってゲートに来る卑怯な人、ゲートバゲージチェックにひっかかると、かなり高額料金を払う羽目になります(大きな空港だと、ゲートバゲージチェッカー専門のアサインもある)。

LCCはチケットが安い分、座席、荷物などのサービスを料金化して収益を得ています。お店に行ったらお金払って物を買うのと同じ。それでもトータルで、フルサービスキャリアと比べれば安くついてるはず。


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