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中山道六十九次スゴロクがほぼ完成

以前から作りたいと思っていた、低学年でも遊べる地域ボードゲームとして、中山道をテーマにしたスゴロクを形にしました。

まず、ゲーム体験としては「中山道の長い道のりの中で、板橋に到着したときの高揚感を感じられるものにしよう」という方向性でつくっています。

nakasendou69-finのコピー

基本はスゴロクですが場所をワープさせる「籠(かご)ジャンプカード」というのがあり、一気に、とんでもない場所に移動することがあります。このジャンプカードの中には、ゴール(日本橋)の目の前にある板橋の宿場に行くものもあります。このため、カードを引くときはみんな自然と「いたばし出ろ! いたばし出ろ〜!」と唱えることに。こんな感じで、中山道の長旅における板橋の位置付けをなんとなく体感できるわけです。

まだちょっと修正箇所はありますが、ゲーム部分はほぼ90%完成です。

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レーザーカッターでサイコロを作りました。このサイコロは数字(目)ではなく、和風の文様が入っています。サイコロは1面だけ「籠ジャンプ」のマークがあり、1/6の確率でワープ移動することになります。

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サイコロが「籠ジャンプ」になったときは、ジャンプカードを1枚引きます。このカードは印刷所で作ったりしてなくて、簡単にカラープリントをラミネートしたもので済ませました。その方が修正も手軽ですしね。

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メンバーでテストプレイ。盛り上がりとしては非常によかったのですが、なかなかゴールに着かず、プレイ時間がちょっと長すぎました。その辺は一部ルールで今後調整しておきます。

スゴロクのいいところは、100%運任せなので、幼稚園児が大人に勝つこともできるということ。また、ランダムなジャンプ移動が発生することで、最後の瞬間まで誰にでも逆転のチャンスがあり、子どもが諦めなずに続けられる作りにしたつもりです。

今後、プレイフルいたばしさんなどでも遊べるよう、残り修正を進めたいと思います!


板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。