いたばしカルタ「優勝メダル」作り
いたばしカルタの村上さんに依頼を受けてから、ちょくちょく仕事の合間で優勝メダルづくりを進めました。
まずは、村上さんからいたばしカルタのロゴとカバーデザインのデータを預かって、優勝メダルとしてのレイアウトに配置。
実はこの時点で、けっこう大変でした。印刷物ではレイヤーの下に隠れた絵があっても問題ないのですが、立体データを作るためには、ある程度、隠れた部分も整理・統合して千を整える必要がありました。
1回目の出力。おとなりスタンドが終わる時間直前だったので、目的のサイズよりぐっと小さくして短時間でテストプリント。文字がつぶれてしまっていました。
日を改めて、大きなサイズでテスト出力。全体的に良くなったけど、やはり小さい文字はつぶれてしまっています。ただ、なんとなく、どれくらいの大きさだときれいに出せるか見えてきました。
預かっているデータを改変することになりますが、村上さんに状況を伝えて、デザインを改定。文字を大きく扱えるようにしてみます。
またデザインとして、ふちを厚くとり、丘状のカーブをつけました。こうした方が、素材の光沢感を出しやすくなると思ったのです。
出力完了。これまでの出力からフィラメントのクセを考え、温度は少し低めの205℃に。ヘッドの動きも精密にして作成。まずまずの出来です。
お店にたまたま来ていた、川島紙器工芸の川島さんに、試してもらいました。とてもいい笑顔です。
新年の「いたばしカルタ大会」に向け、間に合わせることができました。少しデザイン上の課題も残っていますが、おいおい改善していきます。
板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。