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いたばしの地域ボードゲーム会

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板橋区の地域ネタでオリジナル・ボードゲームをつくっています。 https://itabashi-boardgame.localinfo.jp/
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2021年9月の記事一覧

【1】地域ボードゲームってなに?

いたばしの地域ボードゲーム会・松本です。最新作「アラカワスイモンバン」の制作を進めながら、「地域ボードゲーム会」の活動、その裏舞台となるゲーム制作のプロセスや考え方を記事に残しておきたいな〜との思いで書き始めます。 まず、地域ボードゲームとは?そもそも地域ボードゲームって言葉が何なのか。はい。「地域ボードゲーム 」とは特定の地域ネタを中心につくったボードゲームです。通常の「ボードゲーム」という言葉と同様に、必ずしも盤面の「ボード」を必要とせず、カードゲームなども含め、アナロ

中山道六十九次スゴロクがほぼ完成

以前から作りたいと思っていた、低学年でも遊べる地域ボードゲームとして、中山道をテーマにしたスゴロクを形にしました。 まず、ゲーム体験としては「中山道の長い道のりの中で、板橋に到着したときの高揚感を感じられるものにしよう」という方向性でつくっています。 基本はスゴロクですが場所をワープさせる「籠(かご)ジャンプカード」というのがあり、一気に、とんでもない場所に移動することがあります。このジャンプカードの中には、ゴール(日本橋)の目の前にある板橋の宿場に行くものもあります。こ

「地域ボードゲーム会」を少しずつ再開します

ぽつぽつ、地域ボードゲーム会も再開します。10/27(水)18時から若木の家で開催予定です。参加費1000円(会場費)です。 広い会場ですが、感染予防を念頭に5名まで! リンク先からお申し込みいただけます。

イベントレポート「カジークジー」

だいぶ時間差で恐縮ですが、8月1日(日)に、板橋区のグリーンホールで実施したイベント『いたばし☆テラス カジークジー~魔族がぼくらの家族になった~』について、簡単にまとめます。 * 「カジークジー」はパートナー同士で家事・育児について、しっかりと対話するための育児カードゲームです。「公益社団法人東京青年会議所 板橋区委員会」と「いたばしの地域ボードゲーム会」が共催してゲームを制作、イベント実施しました。 コロナの状況下ですので、定員250名もあるグリーンホールの会場を広

荒川下流河川事務所におじゃましました

製作中の防災学習ボードゲーム「アラカワスイモンバン」について助言と情報をいただくため、荒川下流河川事務所に行ってきました。 事務所は「アモア」という治水に関する博物館のような建物といっしょにあり、館内も楽しみつつ、いろいろ教えていただきました。 今回はゲームそのものの楽しさを作り込むのとは別に、ゲームの世界観を演出する情報部分で実際の水門のことなどを入れる予定です。 いくつか質問をさせてもらったり、いろんな資料をいただいたりして、とても役立ちました。そして、今後も助言い

新作「アラカワスイモンバン」製作スタート

いたばしの地域ボードゲーム会で、次のゲーム製作に着手しました。今回は、荒川流域の治水について楽しんで学べるゲームを目指しています。 直接のきっかけとなったのは、板橋区で雨どいを作る会社、タニタハウジングウェアさんから「端材利用で何かつくってみませんか」と言っていただいたこと。端材のバリエーションはいろいろあるのだけど、ガリバリウム合金の円盤に注目し、前から作りたいと思っていた治水ゲームをつくることに。 この「前から治水ゲームを作りたいと思っていた」って部分も簡単に補います