これから大学生になる人へ
これから大学生になる人へ。
特に、ひとり暮らしを始める男子へ。
アドバイスがたくさんあるので、
今回はそれをまとめてお伝えしたいと思う。
かく言う僕も、2年前の春には
「ワクワクの大学生」だったわけだが、
今思い出すと、「あのときこうすれば良かった」
と思うことはたくさんある。
アドバイスは、
生活編、大学編、バイト・サークル編の
3つにまとめようと思う。
<生活編>
もうそろそろ、行く大学も決まり、新しく住む部屋も決まり、
いよいよ!となっている人もいると思うが、ここで、
「衣食住」のアドバイスをお伝えしたい。
まずは「衣」。
高校が制服だった人はとくに、大学生になることで、
私服で学校にいけるということにテンションがあがっていると思うが、
これがなかなか大変である。
それなりにしっかりと服をそろえようと思うと、かなりのお金がかかるし、
「季節によってコーディネートを変える!」などとなると、これは苦労する。
そこでお勧めしたいのが、一年を通して着れる服を買うことである。
夏に着る「半袖のTシャツ」
春、秋はその上に「シャツ、ネルシャツ」
冬はその上に、「セーター、パーカー、ジャケット」
これで、通年ばっちりである。
次に「食」。
大学生の出費で、どうしても避けられないのが食費である。
削ろうと思っても腹は減るし、野菜や果物も食べないと、
体調を崩しやすくなる。
もちろん、自炊をすることをするに越したことはない。
しかし、調理も皿洗いも、これはなかなかに面倒である。
また、ひとり分のご飯を作るのには自炊は割高になることもある。
お勧めは、近所のスーパーの、割引シールが貼られる時間を
把握することである。これで割引された、サラダやお惣菜を買うのが良い。
夜~時になると安いということをわかっていると、
食費をなかなかに抑えられる。
最後に「住」。
新生活で物を買うときの注意点を
(◎必要 △どちらでも ×不要)でまとめた。
◎ノートPC
大学生協から勧められるモデルは、ハイスペックすぎる上に高額なので、7~9万円程度のできるだけ軽いパソコンを用意することをお勧めする。パソコンは大学でも借りれるが、レポートを書く必要のある時、提出期限の近いテスト期間などには、争奪戦になることもあり(これは大学によると思うが)自分のPCがあるという安心感はありがたい。
×持ち運び用のPCケース
よっぽど高いPCを使う人以外は、出し入れが面倒になるので不要である。
僕は、買ってしまったのでとても後悔している(笑
△プリンター
これは自分の部屋にあると便利なものではあるが、大学でも設備が揃っている場合が多く、なくても大丈夫である。
◎手帳
高校生までは手帳を持つという習慣のある人は多くないと思うが、
講義、バイト、サークルのある大学生は、予定管理が必須である。
とにかくメモをとっておくことは、
自分のためにも、他人に迷惑をかけないことにもつながるし、
これをできるかが、良い大学生活を送れるかの境目になる気がする。
◎自転車
大学生にとって、痛い出費といえば交通費である。これが案外、油断できない。スイカなどの交通ICカードに入金するとあっという間に使ってしまう。
そこで、大学生の味方が自転車である。
僕は京都に住んでいるので、平坦な京都の街を散策したり、
バイトに行くのも自転車は欠かせない。
△アイロン
これは、必要なものではあるが、面倒になりあまり使わなくなる(笑
気合を入れてアイロンがけをしているのは4月5月までで、それ以降はあまり出番がなくなるだろう。高いアイロンは不要であると思う。
◎掃除機
掃除機が必要なのは言うまでもないことだし、部屋はすぐに埃っぽくなるので、(特に異性の)友人を呼べるように、清潔にしておく必要がある。
そこで、僕がお勧めしたいのがコードレスのタイプである。
これは充電しておけばすぐに掃除できるし、コードを出したり巻いたりする必要もなく、とても気楽に掃除できるので、かなりお勧めである。
ほかにも、ひとり暮らしに必要なものは山ほどあるが、
ひとり暮らしは、物選び、家具選びから楽しんで欲しい。
<大学編>
なんといっても大学は、情報が命であると感じる。
知っていると知らないでは大違いということがある。
そこで、大事なのは、フットワークを軽くすることと、友人を作ることだ。
どんなことにも参加してみること。これが友人ができることにつながる。
友人ができれば、大学や講義に関する情報は入ってくるし、
面白い講義なのか、単位を取るのが難しい講義なのかがわかる。
ここまでは、ありきたりなアドバイスであるが、
ここからが僕が特に伝えたいポイントである。
①どんなことにも参加してみることと書いたが、
自分にとって意味のあることなのかは判断する必要がある。
僕も、大学生になったばかりの新歓(新入生歓迎会)で、
できたばかりの友人に連れられ、軽音のサークルの新歓に参加したが、
周りは音楽経験者ばかりで話も合わず、
とても困ったという苦い経験がある(笑
②講義の選び方について。
友人や先輩からこの講義は単位がとりやすい(通称、楽単)と言われるが、
「楽」というだけで講義を選んでいいのかということである。
大学には、色々な講義があり、学生は好きな講義を受けたいだけ受けられる。
この機会に「楽」ということだけで講義を選んでしまっては、学費を払う親に申し訳ないし、せっかくの機会を自分から逃してしまうことにもなる。
特におすすめしたいのは、ほかの学部学科の科目を受講してみるということである。教授も周りの人の雰囲気も違うし、新たな出会いがあること間違いなしである。
僕が受けた中で印象深いのは「ビートルズの曲をひたすら聴く」という講義。そして教授がビートルズについて延々と語るというものだった。入学してすぐに、勢いで受講した講義であるが、今のところ面白かった講義ランキングで堂々の1位である。
(ただ最初はちょっと肩身が狭いが、これも経験である笑)
<バイト・サークル編>
バイトとサークルも大学生にとって重要な要素であることは言うまでもない。
(周りには、むしろ大学での勉強より、バイトやサークルに熱くなっている人も多いが、まあそれは人それぞれだし、それが大学の面白いところだと思う)
バイトについてのアドバイスとしては、
①いろいろなバイトをしてみること
②腰を落ち着かせるバイト先を見つけること
である。
色々なバイト、仕事を経験してみるというのは、
とにかく話の種になるのでお勧めである。
僕も、工場勤務や、配達、チラシのポスティングや引っ越しの手伝いなど
色々なバイトに手を出してみたが、あの職場は~で、という話ができるのは
かなり良かったと思っている。
そして、ひとつのバイト先に落ち着くということも大事である。
大学生活、遊ぶにはどうにもお金がかかるものである。
そこで、安定してバイト代を稼ぐことが大事なのは言うまでもないし、
お金があればあるほど大学生活は楽しい。
そのためには、「楽なバイト」であることに越したことはないが、
もしくは、「やりがいがあるバイト」を続けることが大事である。
そして、大学生活の花形、サークル活動である。
僕がおすすめするのは、複数のサークルに入ること。
これに尽きる。
もちろん、複数のサークルに入ると、友人や先輩が増えるというメリットがあるが、それ以上のメリットがある。
それが、ひとつのサークルをやめたときに、別のサークルに乗り換えられるということである。
サークルには、人間関係、雰囲気に合わない、バイトと掛け持ちができない、とにかく忙しい、お金がかかり過ぎるなど、言うなれば「やめたくなる理由」がたくさんある。そして、べつにやめて構わないのだ。大学生は自由である。
しかし、このときに、ひとつしかサークルをしていないと、かなり寂しいことになる。また、途中からサークルに入ることはもちろん可能であるが、やはり入学当初からいるサークル仲間というのは心強い。
そこでやはり2つ以上のサークルに入っておくことを勧めたい。
周りで、サークルをやめたという話はごく当たり前に聞くし、
自分がしたいようにできるのが大学生である。
ただ後で困らないような工夫をしておくことが重要である。
以上である。
僕の体験や失敗を踏まえて、
様々なアドバイスを、雑多にまとめてしまったが、
これから大学生になる人に、少しでも役立てば、幸いである。
もし僕の文章を気に入っていただけたら嬉しいです。