くろねこフランツ よもやま話④

挿絵を描いてくれた もんじさんのnoteでも
裏話が公開されていますので、ぜひ。

それと、もんじさんが フランツのスタンプも作ってくれました。

Black cat Frantz Library – LINE stickers | LINE STORE

最後の３匹のネコたちは、ぼくのリクエストで
我が家の３匹をモデルに描いてもらいました。
しろくろの２匹は女の子で、左の黒い鼻の子がザピ、
右のすまし顔の子がナッツです。
フランツは長い旅に出てしまったので、
しばらく３匹がそろうことはないと思いますが、
スタンプではいつも一緒なので、嬉しいです。

それと「よもやま話」というのはなにか？
いろいろな、雑多な話――みたいな意味です。

語源を調べると「四方山」とかいて「よもやま」。
「よもやま」がくずれて
「よもやも」――「四方八方」。
「あちこち」が転じて「いろいろな」の意味に
なったそうです、

なんで「よもやま話」か。
ぼくが子どもの頃に読んでいた
ケイブンシャ「仮面ライダー大百科」には
仮面ライダーや敵の怪人の解説などのほかに
「ライダーよもやま話」というミニコラムが
掲載されていました。

そこには、撮影裏話とか、藤岡弘失踪事件とか
「仮面ライダーが好きな子どもが読んだら
　現実に引き戻されるんじゃね？」という
割とシビアな話が書かれていました。

なんとなく「大人っぽいな」と思ったぼくは
「よもやま話」を何度も読んで、子どもなりに
「仮面ライダーを作るのって大変そうだな」
「仮面ライダーを作る人になりたいな」と
思ったのでした。
どういうわけか、仮面ライダーに出演する人
＝役者さんになりたいとは思わなかったので、
子どもの頃から裏方に興味があったんでしょうね。

今でも
「仮面ライダーを作る人になりたい」と
思い続けて仕事をしています。

フランツのよもやま話では
あんまりシビアな話は書かないつもりです。
楽しい話だけをしようと思います。

次回更新は、またてきとうに。