子連れ出勤。
きょうは、近くのコミュニティスペースに土曜日と水曜日だけ出店しているお菓子屋さんに行ってきました。
そこはもともと商店だった建物で、扉は木の枠にすりガラスが入っていて、中が見えるつくりになっています。お店のドアを開けようとすると、ガラス越しにご夫婦と小さな女の子がいるのが見えました。ちょうどお昼時にうかがったので、お食事の最中みたいだったみたい。
少し思いドアを力を入れて開けると、女性が休憩スペースからお菓子が陳列されているスペースまで出てきてくれました。小さな女の子のお母さんで、その子はまだ一歳とのことでした。ちょうど歩き始めた時期らしく、休憩スペースの周りを、よたよたと足を運ぶ姿がとても可愛らしい。
その歩いている様子をお母さんと、休憩スペースからはお父さんが見守っていて、なんだかいい光景だなぁとうらやましくなりました。
子どもをオフィスまで連れてきて、その横で親が働くというスタイルを許している企業は、日本ではほとんど無いと思います。一部の新しい企業や、子どもに関わる企業は導入しているようですが、それでも圧倒的に少数派でしょう。あとは、今回のように、一部の自営業だと、子どもの様子を見ながら働くことができます。
みんながみんな、子どもをオフィスに連れてきて働くべきだとは思わないけど、選択肢として持っていれば、仕事を辞めずにみんながずっと働き続けることができて、特に女性にとっては(もちろん男性にとっても)、子どもを持つということに前向きになれるはずですよね。
働き方を選択するとき、その企業が、または個人が、社会に何を提供していくかも大事ですけど、どんな働き方をしたいか、というところも今後、もっともっと重要視されていくポイントになていくんでしょうね。
おわります。
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