【日記16】セブンイレブンのカレーパン〜追いつく
10.23 MON
セブンイレブンのカレーパンがおいしい季節になった。
つい、会社に行く前に買ってしまう。
適当に作るコーヒーと一緒に食べながら、パソコンをつけて、自分の席で仕事の準備をしている風で、実は考え事をしたり、短歌のことを考えたりしている。
そして、文フリ東京の翌日に歌会をやりたいと思いつく。
10.24 TUE
ふと、XとなったTwitterのことを、これまで通りTwitterと呼んでいることが、なんとなく、小説を書いていた頃に「スマホ」と書きたくなかった気持ちに似ているなと思った。
でも、万葉集を読んだからか、今の呼び名で書くことも大切なのかもしれないと思い始めた。自分の作った短歌が未来にはどう読んでもらえるのか、そして近い未来に自分が読み返した時どう感じるのか。残るということを意識するようになったのかもしれない。
10.25 WED
『瀬戸際レモン』の大ファンなのだけれど、著者の蒼井杏さんの第二歌集が書肆侃侃房から出ることを知り、大喜び。
『推しとショボンヌ』、楽しみです。
飲んでいたら、大雨、そして雹。六本木では積もったらしい。
10.26 THU
数珠の糸が伸びてきていたので通しなおして、結び直した。
10.27 FRI
昼の休み時間に、ラジオからQueenの「Teo Toriatte」が流れてきて嬉しかった。
いろんないやなこと、納得できないこと、ムカつくことがありつつも、冷静にと自分に言い聞かせる。
松江の「書架 青と緑」さんで歌集の取り扱いが始まった連絡あり。
『夏ですよ』のあとがきを読み、「信じられる」と仰って買っていただいた方がいたそうだ。そうやって歌集と出会い、読んでくれる人に、僕はずっと守られていく。
だからこそ、僕もまたその人たちを歌集で守りたいと思う。
いやなことや、うまくいかない日常や、悲しみや、寂しさから。
10.28 SAT
翌日歌会の告知をする。
10.29 SUN
ラグビーW杯の決勝が終わり、南アフリカが1点差で優勝した。
2連覇。おめでとうございます。
今大会は接戦ばかり、そしてフィジーの躍進も凄まじかった。
日本も決勝トーナメントには進めなかったけれど、ものすごく勇気をもらった。
溜めていた日記を一気に書き上げ、ようやく追いつく。
今週のアルバム
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