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言葉以外で伝える

はじめに
(※私は自分の子を児童養護施設に預けていて、私の中でそれとこういう発信をすることは矛盾しないつもりですが、もし「なんであなたがこういうことを言うの?」と感じる方がいらっしゃいましたら、そのときはスルーでお願いします。)

子どもが反抗する、言うことを聞いてくれない、というときの対処法として、一つ提案です。

親はつい、あーしなさいこーしなさい、あれはするなこれはするな、なんでお前はそうなのか、なんでこうできないのか、なんて言っちゃいませんか?
心配から。良かれと思って。

一方でこれは言わない方がいいんだろうと分かっている。でも言っちゃう。
これって無数に繰り返されてきたことなんだろうなと思います。

親が子どもに伝えたいのはたった一つ、愛情ではないですか。
別の表現もあるかもしれないけど、私はあなたを愛しているよ気にかけているよ、あなたは愛される存在だから自信を持ってその力を発揮してくださいね、ということ。

煮詰まっているときって私たちは言葉で何かを伝えようとしてしまう。
でも当然だけどコミュニケーションって言葉だけでするものではない。
生身な人間の持つ情報量って圧倒的で、言葉だけなんてことはあり得ない。
私たちはそれを知っているのに、切羽詰まるあまりにそれを見失ってしまうときがある。

そこで提案なんですけど、言葉でのコミュニケーションは一旦お休みする、というのはどうでしょうか。
それ以外のコミュニケーション方法を取ってみる。

具体的には、行動や目線やスキンシップ(体温を伝えること)。ただ疎外しない、という形だってあるかもしれない。

たったそれだけで、煮詰まった親子関係って楽になるんじゃないか、と思ったんです。
そんなんすでに知ってるわーやってるーって人も多いかもしれんけど、見失うこともあると思うので書きました。

もともと親子の結びつきってものすごいもので、それを私たちは理屈じゃなく知っている。
だったら、言葉以外のコミュニケーションに切り替えて、一方で親は親自身を充実させることに力を注いだらいいし、それが結果として子どもに素晴らしいメッセージになることだって往々にしてある。

そんなことを考えました。
この発想には裏付けがあって、すごくマニアックな話ですが、もし聞いてみたいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、聞いてくださいね。

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