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ルーチンタイマーを導入して生活の質が向上した話

「過集中」な自分に気づいた

 きっかけは「過集中である」という仮説を立てたこと。私は体力がなく、しばしば体調を崩す。元々その傾向があるのだが、それにしても最近疲れやすい。休日に自分で「これがやりたい」と決めたことの半分もできないまま、お昼ごろには疲れてしまって午後は動けない。そういう日があまりにも多い。自分の体力と能力を過信して予定を詰め込み過ぎている、ということもあるのだが、ある日ふと「私は過集中なのでは。」と思った。

 朝は脳も体もリフレッシュされてエネルギーがある。だから張り切って仕事をはじめるのだけど、ついノッてしまい、気づくと2~3時間経っている。その最中は疲れを感じないため、ついやってしまうのだが、集中が切れたときにドッと疲れが襲ってくる。自分を客観視してみると、「そりゃ疲れるわ。」とツッコミたくなった。

 そういえば、昔から母に「あんたは休憩するのが下手。」と言われてきた。20代のときに私は「ゆっくりすることに罪悪感がある」と気づいて以来、意識してそれを手放すよう努めてきた。母が言うのもそのことだと思っていた。もしかして過集中のことも含んでいるのか。目からうろこだった。そういえば、大学受験の直前は休み時間も勉強して、受験後は教科書も見たくなかったことがあったな。あれも過集中の先にあったのかもしれない。これは典型的な私の性質だったんだな…。

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