第5回:大人も学びたい!中学生からの租税教育
今回は、『日本国憲法から学ぶ、税法の概要 ④日本国憲法と税』についてお話いたします。一緒に楽しく勉強していきましょう!
振り返りです。前回までで国税4法の基礎知識を見てきました。今回から社会科テキストに出てくるような個別論点に沿ってご紹介していきます。
法律の世界では、①憲法、②通則法、③法、④施行令、⑤施行規則と階段状になっています。前回まで③の法=国税4法を先に見ましたが、今回は①の憲法について見ていきます。
憲法では「租税法律主義」という考えに則り、納税義務を定めた30条と、課税は法律に基づくことを定めた84条を規定しています。
このように憲法が税のルールの“おおもと”になっています。
もっと具体的に見ていきましょう。13条で個人の尊厳、14条で法の下の平等、25条で生存権、29条で財産権を規定しています。税について決める時、これらの考えを順守しなければならないということです。
今回は『日本国憲法から学ぶ、税法の概要 ④日本国憲法と税』ということで、日本国憲法の税への考えをお話しました。
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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