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第7回:大人も学びたい!中学生からの租税教育

 今回は、『日本国憲法から学ぶ、税法の概要 ⑥税法の考え方』についてお話いたします。一緒に楽しく勉強していきましょう!

 税法で大切な考えは、納税者に「公平」と感じてもらうことです。都内の小学校での租税教室でも、税金ゲームを通じて「公平の考え方」について体験してもらっています。

 小学校租税教室での税金ゲームの深掘りで、”公平な課税”という考えを、更に”どんなものに課税(What)”と、”どのように課税(How)”に分解して説明します。

 どんなものに課税(What)という観点で、①所得課税、②消費課税、③資産課税、に分類されます。そして既に説明しました”国税四法”をあてはめると、ご覧の通りになります。

 どのように課税(How)という観点で、
 ・税の支払い能力に応じて税負担する”応能原則”という考え方
 ・行政サービス等、受益に応じて税負担する”応益原則”という考え方
の2通りがあり、前者は累進税率、後者は比例税率を使って税額を算出します。
 今回は『日本国憲法から学ぶ、税法の概要 ⑥税法の考え方』ということで、公平な税法の考え方をお話しました。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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