『教養として知っておきたい博物館の世界: 学び直しに活かせる新しい鑑賞術と厳選20館』のざっくりとした感想を博物館へ向かう電車内から
おはようございます。ひらきたです。
今電車に乗って博物館に向かっています。
なにげに1ヶ月ぶりくらいに博物館に行くことになります。
博物館に行く前というのは、やはりなんとも言えぬ高揚感があるものです。
私はあまり歴史に関する知識を持ち合わせていませんので、資料や展示についてあまり詳しく語れるわけではありません。
しかし、そんな私でも行けば何かしらの発見があるのが博物館という空間であり、そういったところに惹かれるのかなぁと思っています。
さて、そんな私ですが先程まで車内でコチラの本を読んでいました↓
まだ目的地まで少しありますので、本書の感想についてざっくりお話していきたいと思います。
【感想】
博物に関する基礎知識の復習にもなりましたし、著者の方の博物館への熱意が随所に感じられる作品でした。
経験談も交えながらのお話も多く、普段学芸員の方がどんなことを考えながら運営・展示・鑑賞をしているのか、ということの一端を知ることができたのではないかと思います。
博物館の運営を行う側の著者が、博物館に来館する側の立場で率直な意見を言っている部分があったところが、特におもしろいと感じました。
そして、それがわりと誰しもが思うようなことであったため、なんか… ほっこりもしました!
また、本書の中では「学芸員と話そう・仲良くなろう」的なことも書かれていました。
私は、国立博物館など規模の大きい館に行くと、常に見張られているような感じ・館の方に声をかけにくいような雰囲気を感じます。
なんかこう… 「声かけてくるんじゃねぇ!」という無言の圧力を加えられているような感覚に陥るのです(あくまで私の脳内での話です)。
そういった中で、京都国立博物館の副館長の方がこのようなことを発信してくださるというのは、もっと今後気楽に博物館を訪れられるようになるような気がして、ありがたいなぁと思います。
かなりざっくりの感想となりましたが、博物館についてよくわからない方も、知識のある方も、次に博物館を訪れる際に意識して鑑賞したいポイントを得ることができるという点が、本書の良いところなのではないかと思います。
おわりに
テーマごとに話が区切られているため、一気に全部読まずに、ちょっとずつ自分の好きなところから読んでもいいと思います。
知識の有無は別として、博物館に興味のある方はぜひお手にとってみてください!
という話をしているうちに目的地まであと数駅となりました。
ここまで移動中の暇つぶしにお付き合いいただき、ありがとうございました。
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