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胸が痛みます

コロナが原因や、多分合併症含めた日本国内の死者が、2020年5月17日時点で800人弱という報道があります。

もちろん人の命を数字でというか、統計で測れるものではありません。
が、毎年3万人の自殺者を出しているこの国が、800人増で済むはずがないのではないかと。

他にも多くの方が言ったり書いたりしていると思いますが、鴻上尚史さんのコラムは胸に突き刺さりました。
と言うか、経済的なコロナ禍を書いた記事や番組から、目をそらしていたんだ自分にもちょっと嫌悪感をいだいてしまったり。
だからといって、私にできることなど何もないのですが。
それが余計につらかったり。

本当に胸が痛みます。

スーパーで「なんだ納豆売り切れてんのかよ。誰が買いだめしてるんだ」
露店で「マスク値崩れしてやんの、ざまあみろ」
道で「このご時世にジョギングかよ。優雅でいいね。マスクぐらいしろよ」
とか、文句だけ言ってりゃ済むことって、どれだけ恵まれているんでしょう。
むしろ、そうなりたいくらいです。

お弁当ひとつ買うのでも、感染の危険を犯してまで、材料を仕入れ、調理して、運んで、売ってくれて、何人の人が命がけで戦ってくれているのでしょう。
今日は全国で132人が回復したという統計がありましたが、その何倍の医療従事者の人が、彼らを助けてくれたんでしょう。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

みなさんのおかげて、私と家族が生きています。
そして、困っている方々。
私にも、真剣に自殺を考えたときががありました。その時、あと1日だけ居座ってやろうと開き直りました。
次の日、まああと1日、居座ってやろう。
「お金ありませんよ、それがなにか?」
とか言っているうちに、なんとかなってしまいました。

どうか、あと少しだけ、待ってみてください。いつになるのか言えなくてすみません。でもこんなときにはぜひやってみてください。
「のらりくらりと開き直って」ください。
もうすぐ、助けのロープが降りて来ますよ、きっと。


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