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決済のお勉強#4 「イシュアのお仕事」

★★:決済従事者向け(決済従事者の方への初心者向け)

こんにちは、『ひらのすけ』です。

今日も決済の勉強していきましょう!

今回から少し内容を今までよりも濃くしていこうと思います。(今までは1,300字前後でしたが、5,500字程度となっております。)

テーマはこれまでも登場してきた「イシュア」のお仕事をクローズアップしていきます。

前回お話した「決済のお勉強#2 「登場人物と役割」」では、以下のように照会しています。

・「消費者がクレジットカードを使えるようにする」役割・カード会員募集
・会員管理、カード発行・発券、代金回収、債権管理などの業務を行う。

ここを深堀していきます。

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【01.カード会員の入会とカードの発行】

(01-①入会手続き)

皆さん、クレジットカードを作るときは何か複雑な資料、書きましたよね?まさにそれです。

カード入会手続きは、そのカードホルダ入会希望者が記載した申込書の内容をチェック(②で紹介する信用調査)します。

今は紙の申込書やWeb申込、窓口での申し込み等形態は様々です。

②でも一部紹介しますが、カード会社はその申込書をもとに、銀行などへこのカード使われたらこの口座から引き落としますからねー!という「預金口座振替の依頼」、この入会希望者は信頼できるのか...などの「信用情報調査」、申込書に書かれた勤務先にちゃんと務めてるか...などの「在籍調査」などを実施します。

この過程を経て無事承認されると、カード会社内でカードの発券(作成)へと移行します。

(01-②申込時の審査)

①の中でクレジットカード「信用審査」と記載しましたが、クレジットカードを発行するにあたり、イシュアは申込者の信用状況などをチェックし、利用が問題ないと判断した際にカードを発行します。

この発行時の審査を「初期与信(スクリーニング)」ということもあります。

前述した申込書に記載をした、年収や勤務先情報などの情報をもとにカード会社内の独自のデータベースや基準にのっとった信用調査、および個人信用情報機関での信用調査を実施します。※【おまけ】で個人信用情報機関については照会します。

自社独自のデータベース身長調査では、基準はカード会社によりまちまちです。特にDinersやAMEXのプロパーカードやゴールドカード、プラチナカード等のステータスカードを作成する際は年収や年齢など厳しくみられることが多数です。(普通に審査落ちます!!!!!!!!!!!!)

(01-③カード発行)

上記の審査で承認されて、カードが発行されます。

皆さんのお持ちのクレジットカード、一見見ると自分の名前や番号が書いてあって...そこまで大したことないように見えるかもしれませんが、その他にその他にいろいろと仕掛けがされています。

*カードの情報

カードに書き込まれる情報は申込書に記載された情報をデータ化され、自動的にカード発行の仕組みにインプットされます。

*磁気カード

画像1

クレジットカードで言う時期とは画像の上部にある黒い帯のようなものです。「磁気」はカード裏面がわかりやすいですが、日本のカード会社発行のクレジットカードは目立ちませんが表面にも磁気でデータが記録されています。

表面にはJIS2準拠、裏面にはJIS1準拠の磁気データが記録されています。

この磁気データには国際ブランドから割り当てられたBINの範囲からPAN(会員番号)を割り当て、それと付随するCVC,CVVなどのセキュリティコードや有効期限等を記録します。

*ICカード

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