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交渉に慣れておくこと

おそらく日本人は、社会に出るまで交渉に触れる機会が少ないと思う。

いや、もしかしたら社会人になっても「交渉」を経験してない人もいるかもしれない。

なぜ交渉が大事かというと、自分の好きな生き方を実現するには、これまで決まっていたことを少し変えたり、はたまた壊したりする必要があるから。


交渉に慣れていないと、決定事項にただ従うことになる。

従うことが特に苦ではなくて、それが一番な人は特に問題ないけど、

中には「しょうがない…」と諦めてる人もいると思う。


交渉するのに慣れていない人がいるのと同じように、交渉されることに慣れていない人も多いと思う。

組織の中で、交渉するのに慣れていない人と、交渉されることに慣れていない人が会話をすると、


途端に思考停止に陥って、結局のところ「会社の方針だから」ということで済まれることもあるだろう。


交渉されることに慣れていない上司がいると結構厄介だなと思う。「ルールなので」は万能薬だ。


だからこそ、学生のうちに交渉に慣れておいた方がいいと思う。自分の身の丈も理解しておけるから。


クラウドソーシングサイトで自分のスキルを売ってみたり、メルカリなどで商品を売ってみるといい。


売れない場合は、なぜ売れないのかを考えること。


それは市場の相場と大きくかけ離れた価格を提示してしまっているのかもしれないし、見せ方が悪いのかもしれない。


そういう意味で、アウトソーシング系のサービスや、フリマアプリを使うことは良いことだと思う。

そして、サービス内で交渉が許されているのであれば、価格交渉してみるのもありだ。


交渉はある意味、他者との対話で、お互いがどんなことを欲していて、どれぐらいであれば妥協できるのかという、納得感を探る行為。

騙すのではなくて、お互いが納得すること。


今後は働き方が多様化して、ライフスタイルもどんどん多様化していくだろう。


自分が生きやすいように生きていけそうな一方で、これまでの慣習やルールとは違うことをしないといけないかもしれない。


そうしたときに、交渉できる術を持っているのかどうか、これまで交渉をしてきたかどうかで、結果が大きく変わってくるんだと思う。


大学生のインターンシップはどうだろうか。こういう発言よく聞く。

「行きたかった会社がインターンシップを募集していませんでした。なので行けませんでした。」と。


これは、冒頭行った通り、決まったことに従ってる行為。

それで満足なのであればいいんだけど、本当に行きたいのであれば、交渉をしてみることが大事。

どうしても貴社でインターンシップがしたいんだと。

断られるかもしれない。


でも断られてからがスタート。

すんなりと相手が受け入れてくれる可能性の方が低い。


なぜ断られてのかを知ることで、どうすれば受け入れてもらえるのかを考える重要な情報を手に入れることができる。


だから、決められたインターンシップ先に行くのではなくて、自分がいきたい社会に自分なりのインターンシップを提案するのもありだ。


これをやってる人はおそらくまだ少ない。

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