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初めてのABD

11月17日(金)with feelingという会社主催のアクティブ・ブック・ダイアローグ®(ABD)に参加しました。
ABDという形式は初めての参加で書籍は「まず、ちゃんと聴く」。

with feelingはflierのbookcampで知り合ったルイさんの会社です。

ABDは参加者で本の要約の担当箇所を決めて発表しあう。自分の担当箇所を相手に伝えるために考えて表現して発表する。すごく理解が深まります。
自分の担当を発表すれば、ABD読書会は乗り切れる(笑)のですが、今回の本は全体を読みたくなるように駆り立てられる本でした。

ぐっときたとこ

これまで、コーチングやキャリアコンサルティングの勉強をしてきたのでスキルの部分は「フムフムそうだよね」という感じなんです。スキルの部分も丁寧でわかりやすく整理されていたんですが僕がぐっときたポイントはこちら。

「自分とは違った意見や考え方、社会のルールや規範とは異なった言動であったとしても、その背景には必ず肯定的意図がある」という物事の捉え方だ。

まず、ちゃんと聴くp.76

自分からは、非建設的、非生産的、反社会的だと思えてたとしても、その言動の背景には必ずその人なりの肯定的意図があると捉える。

まず、ちゃんと聴くp.77

自分にはみえない世界が、相手には存在する。その人には必ず肯定的な意図があるというのは”そうだよなーその人にはその人なりの物語あるよね”。
相手を頭から否定したり、コントロールしようとしてはいけないよね。と改めて思いました。そして、

相手の肯定的意図を聴くことに加え、さらに大切なのは、自分の肯定的意図を、まず、ちゃんと聴く。

まず、ちゃんと聴くp.198

相手の話を聴く前に自分との対話が必要なんだということ。自分を相手に委ねすぎてはいけない。自分の声を確認すること。
これは、ここ数日色々な経験の中で、聴くという行為において自分を閉じ込めていないか?と思った時があって、今回このフレーズを読んで「そうだよ」と共感しました。
自分の意思や意図を大切にすることがスタートだねと気づかされました。

他にもこの本には素敵なエッセンスが沢山あります。

人が自律的に何かと関わるためには、自己理解も他者理解も必須だ。

まず、ちゃんと聴くp.304

自律を促進する為にも他者を理解することが大切です。自律は自分で何とかしないとね。と言う感じかもしれませんが他者を理解することで見えてくる自分がありますからね。

だから聴く。

まさに!そのとおりだよ!と共感しまくった部分でした。
聴くというのが好きなので、これからも色々な人の話を聴いて生き方を豊かにしていきたいと思います。

今回ABDという新しい体験をいただき本当にありがとうございました。

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