参加者募集! Food Dialogue (Live at 東洋製罐グループホールディングス)
こんにちは。honshoku(ホンショク)の平井巧です。簡単に自己紹介をさせてください。
新潟大学卒業後、東京の広告代理店、IT関連会社を経て、2016年に仲間と「一般社団法人フードサルベージ」を設立しました。ここでは企業・行政の「foodloss&waste」にまつわる課題解決を手がけています。
2019年には、食のクリエイティブチーム「株式会社honshoku」を設立。「食卓に愉快な風を」をメッセージに、食の学び舎「フードスコーレ」など食にまつわるコンテンツ主宰、クリエイティブ制作などを手がけています。
このほか、東京農業大学、品川エトワール女子高等学校で、食と環境をテーマに講師なんかもしています。なんだか色々やっていて、よくわからないかもしれませんが、簡単に書くと「いつもの食卓に、朗らかに、風穴をあける」ことを仕事にしています(余計にわからなくなる)。
今年の10月からは、42歳にして法政大学の文学部地理学科に編入して、人文地理 / 自然地理を学びます。仕事との両立はかなりのチャレンジでしたが、このさきも学び続けたい! と思い切りました。
現場でのフィールドワークを基礎に、地理学から食を紐解いていきたいと企んでいて、自分のペースで「#食」「#教育」「#地理学」とを混ぜて探求していきたいなと思っています。
さて。長くなりましたが、ここからが本題です。
そんな平井が様々な方の協力を経て、食と遊びと教育のためのラボ「Food Dialogue(仮)」をはじめます! 見渡すと周りには色々な課題やら欲が見え隠れする中で、これまでの常識を解きほぐしながら、「このさき、どうやって食べていこう?」をみんなで再考する、そんな実験的な場にします(実験的な場なので、今はお尻に「仮」が付いています)。
社会人、学生、主婦主夫、おじいちゃおばあちゃん、クリエイター、大学教授、研究者などなど、いろんな立場の人といっしょに、揺らぎと合流と生成を繰り返しながら、「creative で sustainable な食」を探求していく。どうです? ちょっとワクワクしませんか?
運営にコストをかけてしまうと、「どうやって回収しよう?」と活動の優先順位が変わって、本来の目的とズレてしまうので(スポンサー探さないと!とか)、できるだけお金をかけずにやろうと思います。
昔の人、ネアンデルタール人も、「どうやって、食べよう?」とずっと考え続けてきたはず。その時代のテクノロジーや価値観に合わせて、獲物を獲ったり、果実を採取したり、食物を育てたり、食べにくい食材を上手に調理したり。時代が進むと、保存や廃棄についても考え始めた。そうやって「食べ方」を考えた先に、たくさんの文明、文化が生まれたわけです。
さて現代。食に限らずどんなことでも、むずかしいことをいちいち考えなくても生きていける社会なんですよね。それがとても楽だから、余計に考えることから遠ざかっていく。そして、だれかの「正しそうな」意見に触れて、考えもしないでそれを真に受ける。僕たちは「どうやって食べよう?」ということを、じぶん自身で真剣に考えているのか。んーー、ちょっと自信ないぞ。
究極的には、ひとりひとりが「このさき、どうやって食べていこう?」を自分で考えて持論をつくれるようになることが、このさきの食の世界を明るくすると考えています。
いま食に対して何か思うことがある人、これから考えたいと思っている人、世代、国籍、経験や立場関係なく、いろんな人の「食への向き合い方」の話を聴きたいです。僕からもどんどんお話します。あまり肩肘はらずに、たのしくざっくばらんに。
初回は 10月27日(木)18:00スタート。「東洋製罐グループホールディングス」さんのサテライトスペースをお借りして、リアルに集まって開きます。この日のホスト役は私のほかに、食品ロスを削減するフードシェアリングサービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキング代表の川越一磨さんが務めます。
この日のラボラトリーの目的
この日の大きなテーマを、「このさき、どうやって食べていこう?」と置きますが、予定調和になりたくないので、話を進めながら脱線したり、逆に深掘りしたりして、「by accident(偶然)」の気づきを歓迎したいと思います。「どうやって食べていこう?」に対して答えを無理やり出すこともしません。なので、モヤモヤすることが目的です。
食関連の企業にお勤めの方や、大学等で食分野を専攻している学生さんはもちろんですが、食とは関係のないお仕事をされている方も、ぜひ参加ください。そして食領域の外からの考えを投げ込みに来てください。人間誰しもが食に関係ないことはないので、いろんな方の意見に触れてみたいです。
いつかこの「Food Dialogue(仮)」から、新しい考え方の提言、コラボレーション、具体的なアクションが生まれることを期待していたりします。
ラボラトリーのスタイル
まずテーマに対するフォローとして、川越さんと平井のふたりからみなさんへ、「いま食の世界に想うこと」を語ります(ストーリーテリング)。
その後、みなさんと一緒に「いま食で想うこと」「見えている食の景色」なんかを中心にブレストし、大テーマである「このさき、どうやって食べていくか?」について対話していきます。
開催概要
開催日時
2022年10月27日(木)18:00-20:00
場所
東洋製罐グループ 大崎サテライト
東京都品川区東五反田2-13-3
参加費
無料
定員
15名 ※先着順
参加方法
以下のバナーをクリックし、申込フォームに必要事項をご記入のうえ送信ください。参加される方、おひとりずつお申込みください。
募集期間
2022年10月25日(火)19:00まで
その他注意事項など
・当日は途中入場もできますので、遅れる場合も気軽に参加ください。
・お申し込み後、平井が代表を務める honshoku(info@honshoku.com)よりメールします。受信できるようメールの設定をご確認ください。
・会場に駐車スペースはありませんので、車での来場はご遠慮ください。
さいごに
実験的な企画なので、当日は一体どう着地するのかわからない「ドキドキ」と「ワクワク」がごちゃ混ぜになっていますが、みなさんと一緒に「食」に関するおしゃべりをたのしめたらと思います。みなさんのご参加、お待ちしています!
あ、わからないことや不明点ありましたら、ここにコメントいただくか、honshoku(info@honshoku.com)宛に気軽にお問い合わせください!
(honshoku代表 平井巧)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?