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フードロスを考える食材シェアイベント「サルベージ・パーティ」の1年間を振り返ってみる。

じぶんはですね、「honshoku」という株式会社のほかに、「フードサルベージ」という社団法人も運営してるんです。honshokuが食全般を活動の対象にしているのに対して、フードサルベージはいわゆる「フードロス」をテーマにした活動からスタートしてます。

フードサルベージは2月が期末。ということで、フードサルベージのメインコンテンツである「サルベージ・パーティ」の一年間をふりかえってみようと思います。

「サルベージ・パーティ」。略してサルパ。ぼくらのフードロスに関する活動は、2013年にこのサルパからスタートしました。サルパは、できるだけたのしく肯定感をもってフードロスを知り、じぶんにできることを発見できる
食材シェアパーティです。

サルパを始めたきっかけとか、サルパのたのしみ方については、また別の機会に書きたいとおもいます。

今年も各地でいろんなスタイルで、サルパを企画してきました。

▼富山県「サルベージ・サポーター」育成事業(委託事業)
富山県といっしょに、サルパを広めてくれる人たちにむけて、サルパの開きかたを学べる場を、3年間かけてつくっています。指定する講習を受けてくれた方たちを、「サルベージ・サポーター」と呼んで、活動をフォローしています。この先は、県内のサルパを開きたい方たちへ、サポーターさんが出むいてお手伝いをしていく予定です。

▼台東区サルベージ・パーティ担い手育成事業(委託事業)
東京都台東区で、区民の方にむけて、富山県の事業に近いかたちでおこなった企画です。実際に私たちといっしょにサルパを開催しました。

▼大田区 小・中学校向け出張授業(委託事業)
区内の3つの小学校、1つの中学校でフードロスに関する授業とサルパを体験してもらいました。

▼ニッスイ缶切り部
家に保管されている水産缶詰を無駄にしないで活用してほしい。そんな思いで、ニッスイが取り組むCSRプログラム「ニッスイ缶切り部」のプロデュースをしています。缶詰は家庭で持て余している食材のうちのひとつです。ニッスイCSRチームといっしょに、缶詰をテーマにしたサルベージ・パーティをとおして、缶詰の活用方法を発信しています。

そのほか、板橋区はじめ自治体といっしょに各地でサルパを開催したり。さまざまな企業さんの中で、社員の方向けにサルパを体験してもらったり。今年もサルパはいろいろな形で開かれました。

ここで紹介した以外にも、「サルベージ・プロデューサー」と呼ばれるサルパの開き方を学んだ方たちが開くサルパや、自主的にサルパを企画してくれる人たちが全国各地で手を上げてくれました。これからも、ますますサルパを広げていこうと思っていますので、じぶんでやってみたい!参加してみたい!という方はぜひサルパのサイトをご覧ください!


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