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水島さんの交換日記#115「乗り物酔いラプソディー」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
大学の頃って今では絶対に考えられん生活リズムでもなんとかなるんよな。
それってめっちゃ不思議じゃ。

船・ボートの話

俺らは割と港町に近い場所で生まれ育ったけど、地元でそういうエピソードってねぇよな。
共通の友人で一緒の塾に通っとったアイツ(名前は敢えて伏せる)が船舶免許を取ったっていう噂を風の噂で聞いたくらいで。

<乗り物酔いラプソディー>

俺は少年時代に車に乗ったらすぐ酔う、
いわゆる「三半規管よわよわ人間」っていう称号を欲しいままにしとった。
エレベーターから降りるとクラっと来るし、時には運転していない車に乗っただけで酔った思い出がフラッシュバックして気持ち悪くなったり。

父親の趣味が釣りで、よく家族で釣りに行っとったんじゃけど、よりによってその当時父親がハマっとったのがイカダ釣り。
4~5時間の間、ゆったりと揺れるイカダの上で釣りをするのがかなり苦痛じゃったのは覚えとるわ。
でもまぁ、それも成長するに従って段々と改善されてきて、ちょっと揺れる乗り物くらいなら平気になっとったんよ。

そんな高校生の夏に、修学旅行という人生の中でもトップクラスにキラキラするイベントがあった。
旅行先にいくつか候補があって、個々人で選択できる制度じゃったんじゃけど涼と俺は沖縄に行くことに。
どことなく元ヤンを感じさせるキレイなバスガイドさんに地元民謡の『ゆいまーる』を歌ってもらったり、国際通りで"Ra-se sounds♪"とかいう路上ライブを中心に活動しとるバンドに「絶対全国デビューするからアルバム買って!」って言われてCD買わされたり。紆余曲折ありながらもビーチでの活動"シュノーケリング体験"をする日が来た。

(ちなみに、Ra-se sounds♪はあれ以来、
路上からもネット上からも姿を消しとる。
高校生当時貴重じゃった2300円を返してほしい。)

バナナボートで20~30mの沖合いに出て、そこでシュノーケルつけてキレイな沖縄の魚を見よう!っていうアクティビティじゃったんじゃけど…
俺はその時まで自分の「乗り物酔い克服」を過信しとった

バナナボートに揺られて5分、直前まで食べとったちんすこう・ソーキそばがお腹の中でカチャーシーを踊り始めた。
一緒に乗っとったクラスメイトはキャーキャー言いながら楽しんどったけど、俺は違う意味で悲鳴を上げそうになっとった。

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(参考:カチャーシー)

沖合いに到着する頃には、俺の昼食は外の世界へめんそーれ!しそうになって、シュノーケリングどころじゃねかった。
ガイドさんにそれとなく気分が悪いことを伝えると、
「海に入ってしまえば落ち着きますから」と笑われて終わり。それを信じて飛び込んで見るも、深くに潜らん限り海面の揺れで逆効果なんよな。

結局ほとんど魚を観賞出来ずに、ガイドさんにギブアップ宣言をしてバナナボートの上で寝かせてもらった。
可愛いクラスメイトの女子が心配して話しかけてくれとったけんちょっと嬉しかったのは唯一の救いじゃったわ。

あれ以来、船という船は恐怖症で…
っていう訳ではない。むしろ3年前くらいにカヤック体験をさせてもらったんじゃけど、あんなに楽しんだことは無いっていうくらいに楽しめた。
あとは運転免許取ってから、乗り物に乗るときの平衡感覚が養われて大分克服出来たなぁ。

出来ることなら、今度は今のコンディションでシュノーケリング体験してみたいところじゃ。

<次回のお題>

悪天候の思い出

俺らが小6の時の運動会ってめっちゃ雨降っとったよな。でもその時の組体操とか鮮明に覚えとるわ。
日本におったら大体3日に1回は雨か雪か雷か台風に見舞われるし、海外ならもっと何かしら降るじゃろ。
そんな思い出を語って欲しいわ。

\こっちも見られーよー/


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