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【噛んで砕こう】今話題沸騰中?Engrishを考察①

どうもこんにちは、八重です。
毎週金曜日は『嚙んで砕こう英単語!』ということで、毎週様々な英単語の要素であったり単語そのものを面白おかしく考察しているのですが、
最近ちょっと面白い単語とそれにまつわるサイトを見つけたので紹介しながら、それにコメントを付けていきたいなと思ってます。

その言葉というのが…ずばり、
Engrish
なのです。

…はて?英語ってEnglishじゃないの?なんで"r"なの?
という疑問符が皆さんの頭の上をフワフワと漂ってくれていることでしょう。
まさにその通りでして、Engrishというのは造語です。

アジア系言語話者に多く見られる「LとRが発音区別できていない」現象による、いわゆる揶揄の言葉です。
(いいですか皆さん!これは日本人の英語レベルの低さを嗤われているということなのですよ!笑)

これは和製英語(Japanglish)とは少し違って、アジア圏全体に概ね当てはまります。
そして、Engrish自体はそこから派生して、『ネイティブ英語圏じゃないけど頑張って翻訳した英語を書いた結果、意味の分からないことになっている英語の文章』という意味を持ちます。

実は、このEngrishは面白コンテンツ化しています。

このサイトでは、様々な投稿者が日常に潜んでいるEngrishを公開してます。
せっかくですので、いくつかこちらに載せて解説を入れていきたいと思います!
(各ページにタイトルがありますので、なるべく投稿者の意図を読み取って訳しています)

タイトル:私の『ニャー』ならいいの?

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Please refrain from barking, to avoid nuisances to neighbors.
(近隣への迷惑を避けるため、吠えるのはご遠慮ください)

これは、飼い主さんに注意しているのではなく犬に呼び掛けているという不思議な看板です。
正しくするとしたら、Please don't let your dog bark aroundとかその辺でしょうか。Let 人 doで「人に~させる」という意味ですので、ここではあくまでご自身の飼い犬にそうさせないようにする工夫が必要です。
余談ですが、海外では下の文(周りに迷惑ですので…)とか書かないですよね。「ここで遊ぶな!以上」みたいな。笑

タイトル:小説より奇なり

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Be careful of the truth.
真実に気をつけて。

意味が分かりません。
なぜTruth(真実)としたのか。
石が落ちてくるという真実を受け止めてほしいという哲学的なアレでしょうか。
落石は英語でRockfallとかfallen rocksと言います。

タイトル:こんなこともできないのかよ…

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Hand ruined hamburger mustard cream sauce.
(手で台無しにしたハンバーガーのマスタードクリームソース)

これは恥ずかしい…恥ずかしすぎる。
メインランチと謳っておきながら、台無しになったものが出てくるというのは。笑
ちなみに、ハンバーグは英語にない言葉なのでSalisbury steak(ソールスベリーステーキ)という、よく似たミンチステーキを指す言葉で代用します。
Hamburger steakでも徐々に受け入れられてるみたいですけどね。
Ruinはこねるというよりも「結果が台無しになる」という意味が非常に強くなるため、ここでは最悪です。Knead(こねる)を使う場合もありますが、ここはHome-made Salisbury steak with mustard sauceでいいのではないでしょうか。

まだまだたくさんありますし、毎日数々のEngrishが公開されていますので
何度かに分けて紹介したいなと思っています。
いやぁ、英語って面白いですね。

こちらもよろしくです。

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