見出し画像

水島さんの交換日記#215「音楽発表会にて」

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

前回の記事はこちら。
チャットをやっとったのは俺もよく覚えとるで。
多分「jetCHAT」っていうサービスじゃろ。

http://jetchat.client.jp/menu/game.html

キングも懐かしいな、大体分かったで。
そんな仲良くねえのにあいつの家まで行ったのは蛮行じゃったな…。

記憶に残っている学校行事

俺も涼も小学校~高校まで同じ学校に通っとるけん、大体同じ世界線の出来事を体験しとる。クラスとかで行動が変わる場合は別として、隙あらば同じ班で行動しとったし。

ってことで、涼が関わったことのない思い出話をさせてもらおうと思う。社会人になって上司に教えてもらった教訓と相まって味わいのあるエピソードじゃなと再認識させられたものでもあるで。

音楽発表会にて

小学校の頃に、音楽発表会ってあったよな。
音楽の授業でソプラノリコーダーを習わされるんじゃけど、大体の生徒はリコーダーで。一部のピアノ強者が伴奏を担当して、あとは木琴・鉄琴とかアコーディオンとか。
今まで小学校にこんな楽器あったんかよっていう隠し財産が出てくるイベントでもあって、ちょっと興奮する。

俺は当時音楽に無関心な少年じゃったけん、その日勉強せんでええわーとか思いながら、「人前で発表するの嫌じゃなぁ」と憂鬱さも感じる一般的な感情を抱いとったと思う。

小学校5年の時じゃったかな。音楽発表会が無事に終了して、楽器をクラスの男子で分担して音楽室まで運ぶことになった。
俺が担当したのは鉄琴で、あれって一人で運ぼうと思ってももちろん無理なんよ。結局4人くれぇで運んどった。

体育館は1階で、音楽室は2階。
音楽室まで行くには結構長めの階段を持ち上げて運んでいく必要がある。

俺らのグループは力はあるけどせっかちな奴らが多くて、
「おっしゃ速攻で音楽室まで運んだろうぜ!」ってスタンスでガシガシ運んでいった。
階段を登りきって、ちょっと気が緩んだんか知らんけど鉄琴を下ろした拍子にグラっときた。そこで誰かが支えたら良かったんじゃけど、誰もそこで支えずに思い切り倒してしもうた。学校中に響くくらいの大きい音が響いて、鉄琴が壊れてしもうたんよ。

いや、厳密に言うと壊れたまでいかんかもしれん。
上の写真の調整レバー?みたいなのが効かんくなって、使用に支障が出る状態になった。メルカリで言うと「ジャンク品:動作未確認」に認定される程度かな?笑

その音を聞きつけた音楽の先生が飛んできて、俺らに説明を求めてきた。詳しいことは覚えとらんけど、「この楽器、100万円以上もするんじゃけん!どうするん!」みたいにまくし立てられてビビらされた記憶があるわ。

結局、学校の備品っていうのもあって生徒が弁償することはなかった。公立の学校じゃし、親が負担することもなかったと思う。

大人になって、それこそ最近会社の先輩と1on1ミーティングをしとるときに「最近仕事で求められることが多くなってきた」っていう心配事を口にした。そこで先輩に言われたことが結構印象的で今でも仕事のスタンスに影響しとんじゃけど、

「お給料が上がる仕組みってご存知ですか?
それはあなたができる仕事の量ももちろん関わるんですが、それよりも多いのは責任の重さです。あなたが背負える責任に対して、会社が相当額の金額を払っているのです。今は平社員(残念ながら)なので、与えられる業務のコントロールは本来であれば上司の責任です。気に病まないでください」

そこで小学校の時の鉄琴の話をちょうど思い出した。
あの時は先生の指示のもとで楽器を運んだけど、生徒にその業務の責任は無え。生徒に楽器を運ばせるっていう指示を出した先生が業務責任を承知・理解したうえでやらせたんじゃ。

心の片隅にあったモヤモヤとした感情が氷解していった。
と同時に、自分も30代になって他人に指示をしながら動いていく立場になりつつあるけん、振った業務のコントロールとか責任についても考えていく必要があるんじゃなぁ。
小学校の思い出でこんな含蓄のあるエピソードになるとは。笑

<次回のお題>

最高の休日とは

最近やっと気づいたんじゃけど、休日ってダラダラ過ごしとったら満足度が全然高くないんよな。むしろ休日こそスケジュールをちゃんと作って、この時間にこれをやるって明確化させて動いたほうが面白い。
そこで、涼にとっての最高の休日を教えて欲しい。理想の休日でもええし、今までに過ごした最高の休日でもええよ。もちろんダラダラ過ごすのが最高っていう意見でも大歓迎じゃ。

\こっちも見られーよー/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?