【キャリア】第二回 MIRAEBO college ~好きを大事に生きていく~レポート
こんにちは!ひらいです!
2020年5月23日㈯ 第2回MIRAEB collegeをオンラインにて開催いたしました。今回のテーマは「好きを大事に生きていく」で、将来、自分の「好き」を仕事にするとはどうゆうことなのか、大好きな「歌」をお仕事にされた井中美乃莉さんをゲストとしてお呼びし、30人の参加者に向けて学生生活からこれからのキャリアに至るまでをお話していただきました。
MIRAEBOとは?
井中美乃莉さんについて
井中さんは、2008年に東京大学へ進学し、大学ではアカペラサークルに入部、ハモることの素晴らしさに魅了され、4年間アカペラに熱中されます。卒業後はコンサルティング会社や専門商社に勤務した後、歌への想いが捨てきれず、株式会社オースタンスに参画し、歌を活用したサービス「レターソング」を立ち上げ、人と一緒にサービスや会社を作り上げていくことの面白さを体感しながら、仕事に邁進されています。
レターソングの立ち上げまでのキャリア
''働いてから知る選択肢がある。''
井中さんが社会人になってから最初のキャリアはコンサルタント会社でした。幼いころから英会話をやっていた井中さんは、海外に関わるお仕事がしたいと思ったこと。そして女性のライフイベントのことを考え、「いかにキャリアを早く積めるか」を考えてファーストキャリアの選択をしたそうです。実際に入社後すぐにアメリカに常駐でお仕事をされました。その後、大量の仕事をこなしていくにあたって日々の食事の大事さに気づき「食」へ興味が湧いてきたそうです。元々勤めていた会社が転職率の高い社風だったというのもあり1年で専門商社へ転職しました。そこでは世界のチーズの買い付けをする「食」と関わるお仕事でした。「海外」というキーワードは引き続き井中さんの中にあり、チーズの買い付けのためにニューヨークやフランスへ飛び回り、世界を舞台に活躍されていました。しかし、体力的な限界を感じて辞職を決意したそうです。
「好き」の再確認
''継続する中で見える世界があった。''
井中さんは「社会人」という衣を一旦脱ぎ、どうしようかと悩んでいました。そこで井中さんは「歌がやりたい」という想いが出てきたそうです。それからアルバイトをしながらアカペラの活動をする生活が始まりました。その期間、井中さんはアカペラのグループの一員として歌のお仕事をしたり、大会に出場して賞を獲得するようになり、歌への想いがしだいに強くなっていったそうです。そんな時に参加した知人の結婚式で「私は手紙読めないな、歌で伝えられないかな」とふと思ったそうです。それから、ご縁があった株式会社オースタンスに思いついた案を提案したところ、レターソングというウェディング事業の立ち上げをすることになったそうです。
また、レターソングの立ち上げから今まで頑張れた理由を尋ねると「自分の歌を求めている人がいること、そして、その歌で喜んでいる人がいること」と素敵な笑顔で仰いました。
井中さんのこれからのキャリア
これまでたくさんの経験をしてきた井中さんですが、今年さらに新しく教育進路サービス方面のキャリアに進むそうです。実は井中さんは大学時代、高校生向けの講演会を行ったり、井中さんの出身高校の生徒たちと関わることがあり「教育」の関心が出てきたそうです。それに加え、レターソングの立ち上げから事業作りの楽しさも感じたそうで、このような経験から“教育進路サービス”のキャリアに進むことを決めたそうです。
感想
連想ゲームみたいな人生
まず僕が一番に思ったことは、「連想ゲームみたいに生きていてもいいんだ」ということです。どういうことかというと、僕はこのMIRAEBO collegeでは「好き」を直線的に自分のキャリアする事。と思っていました。しかし、井中さんは「英会話(幼少期)」→「歌(学生)」→「海外」→「食」→「歌」→「事業作り」のように働いていく中で自分の心に素直になって井中さん自身の「好き」をキャリアとして実現していました。この話を聞くまでは、なんとなく1つの会社でずっと働くみたいなのを想像していましたが、「人生の目的ってかわってもいいよな」と“生き方”の別の選択肢に改めて気づかされました。(言い換えれば、ファーストキャリアに対しての見方が変わったような感じです)
なんとなくでも「やってみる」を「続けてみる」
アルバイトをしながら歌の活動をされていた時、井中さんは歌を継続したからこそ「歌」に対しての想いを再確認でき、「好きを仕事にする」という理想のキャリアの実現ができたのだと思います。僕も今、好きでやっている事に対して、コツコツと続けていれば新しい世界が見えるのではないかという希望をより強く感じました。
■イベント全体を通して■
今回のイベントでは、この記事で書いてない話がまだまだたくさんありました。トーク終了後の交流会では、参加者の皆さんは井中さんと真剣にお話していました。僕も別のルームで参加者の方たちとお話をしましたが、大学を卒業してすぐに起業された方がいたり、今のキャリアで悩んでいる方がいたりと様々でした。このMIRAEBOのコミュニティを通じて、頑張っていることや、悩みなどをみんなで共有して一人一人の未来をよりよくできたらなと改めて感じました。
■次回のMIRAEBO college■
[テーマ]
「これからの働き方(これからの女性のキャリア)(仮)」
ゲストは個人商店を経営しながら、キャリアデザイナーをしているパラレルワーカーの石原仁美さん。パラレルワーカーの気になる実態を深堀りしていきます!
[日程] 6月27日(土)
[会場] 川崎Rockhills Garden (オンラインからの参加も可)
[時間] 18時〜20時(懇親会は21時まで)
提供
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