庭

妥協との対峙

日々、妥協との戦いです。妥協の無い日は無いとまで言えます。

私の仕事は映像のディレクター(監督者)なので、判断することがたくさんあります。出演者の着る衣装だったり、美術セットの色だったり、演技の方向性だったり。「はい」の言い方だったり。私は普段から映画を作ってるわけではないので、子役の着るボタンの色ひとつまで決めます。助監督がいませんから。

さらに番組なんかはゼロから企画を考えることも多いため、その段階でも判断しなければならないことがたくさんあります。「これは予算にハマるかな?」とか、「この人は出演してくれるかな?」とか、「このアイデアはクライアントに通るかな?」とか。

そんな仕事の中で、妥協しなければならないことはたくさんあります。これは私の仕事だけじゃなくて、働いているすべての人に言えることだと思いますけど。

今回は「妥協ってつらいですよね〜」って事を書きたいのではなく、「妥協に対してどう対峙しているか」を書いてみようと思ったんです。まあ、つらい話には違いありませんが。

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