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怒りが生まれるメカニズム

怒りとパワハラは切っても切れない存在だと思ってます。

まず、怒りが生まれるメカニズムについて、私が思っていることを書いてみます。これは特に私自身の中で、怒りが生まれる時にどういう思考回路になっているのかを、ずっと観察してみて思ったことです。特に私は、それほど怒らないタチなので、自分が怒った時に何が起こっているのか、気になったんです。

私が怒りを感じる理由の95%以上は、私自身が真面目に何かをやっている状態、あるいは、使命感を感じて自主的にみんなのため、あるいは誰かのためを思ってやっている時です。

そういう心理状態の時に、自分より「やってない」同じプロジェクトの仲間から、上から目線で指摘されたり、おちょくられたりする時に、怒りが生まれます。この怒りは、憤死する程の怒りだったりする事もあります。

そこまで行かなくても、自分自身が一生懸命にやっている時は、同じプロジェクトの仲間じゃなくて、第三者からの上から目線や、おちょくられでも怒りが生まれます。

そして、一生懸命やっている時は、一生懸命やってない人を、見下したりしてしまいます。特に、人の上に立つ立場になる様な人は、その傾向が強い気がします。人の上に立つ様な人は、努力家ですし、努力で自分の人生を切り開いて来ましたし、常に一生懸命やって来たから、その立場にいるんです。

そして、真面目な人はその怒りを「正義の怒り」だったり「教育的指導」と信じ込んでいたりします。それは、「自分が全て正しい」という前提でいるからです。なぜなら、全くサボってないからです。私もかなり真面目な思考をしやすいので、正義の怒りが生まれやすいと思ってます。

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