メタファーを楽しむのもエンタメ
メタファーというのは日本語だと隠喩などと言われますが、あえて例えていることを言わずにコッソリと例えている事です。
例えば「母なる大地」みたいな言葉がありますが、これは大地がいろいろな生命を生み出す事を母になぞらえて表現している言葉ですが、メタファーで表現する場合は「母なる」と言葉では言わずに、大地の表現だけで「母なる」を感じさせるんです。
だから、表現の仕方によっては「母なる」を感じられる人がものすごく少ない可能性もあるんです。その大地の表現から「母なる」を感じ取れなかった人は、「この作品、何言いたいのか分からない。」となってしまいます。
一方で「母なる」を感じ取れなかった人の中には、「ものすごい大地の表現だったね。自分が地球に生きてる実感が湧いた。」みたいに思う人もいるかも知れません。
表現物の素晴らしいところは、それぞれの人が自分なりの解釈をするプロセスにこそあるんだと思います。
いやしかし!
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