仕事に自分らしさはいるんだろうか?
こんなタイトルでnoteを書いている事実からも、迷いが生じていると言っても過言ではないでしょう。
「仕事に自分らしさはいるのか?」
この問いに対して、20代の頃だったら間違いなく「自分らしさはいる!」と言っていたでしょう。何なら、30代や40代前半の頃だって「自分らしさはいる!」と言っていた気がします。
でも、世の中を見回せば、誰がやっても同じになる仕事で溢れています。いや、むしろ誰がやっても同じ仕事という仕事がほとんどです。自分らしさなどを出せる仕事なんて本当に少ないと思います。
それでもなぜ私が自分らしさにこだわって来たのかと言うと、それが商売をするためには必要だと思っていたからです。フリーランスのディレクターとして仕事を獲得するためには、人との差別化をしないとダメだと思っていたからです。
でも、また同じこと言いますけど、今は誰がやっても同じになる仕事で溢れています。そして、世の中が誰がやっても同じになる仕事で溢れているとしたら、誰がやっても同じに出来る人に仕事が行くんじゃないかと思ったんです。
「自分らしい仕事」なんて言っている人は、世の中から求められているものとズレている気がしたんです。だって、そこでは「自分らしさ」ではなくて、求められたものを滞りなく完成させる職人芸が求められているからです。
さらに一歩進めると、「誰がやっても同じにやれる能力」すらをも問われているんじゃなかろうかと思う訳です。
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Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。
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