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個人の体験や経験はタダでは読めなくなる時代。

私の有料マガジンは、「通常の投稿の中から月に4回程度を有料にする」というような感じで始まりました。無料の投稿も有料の投稿も内容に差は無く、たまにランダムに有料になる程度のはずでした。でも今はほとんどの投稿を有料にしてしまっています。

私の気持ちとしては、もう少し無料の記事を投稿して集客したいところなんですが、私が書いているのは私の体験をベースに、ちょっとした個人情報も入れて書いているのでどうしても有料になっちゃうんです。いつも最後の最後に有料にしちゃいますね。

あとは有料にした方が一歩踏み込んだ事が書けます。踏み込むと言うのは少し強い主張ということですね。主張と言うと言い過ぎかもしれませんが、少し強い意見を書くことが出来ます。本当に自分の本意を伝えたい時は、やっぱり一歩踏み込まないとダメなんですよね。

そうやって、自分の意見を表明したいけれど、不特定多数の人には読まれたくない人が増えて来ていると思います。少し強い意見は仕事や人間関係に差し支えたりしますからね。

そうこうしているうちに、本当に価値のある個人の体験や経験は無料では手に入らない時代になって行くんでしょう。かなりnoteがその後押しをしていると思います。いい意味で。

本来なら、人類の体験や経験は無料で万人に共有される方がいいに決まってます。でも、人類はそれに失敗してしまいました。上手く行かない自分の人生のウサ晴らしを、SNSに求めてしまう人が大量に現れたからです。知らない人に匿名で当たっていく当たり屋がいるところでは、安心して一歩踏み込んだ意見は言えません。もったいないですね。でも宿命なんだとも思います。全人類が実名顔出しで言いたいことを言える社会なんて実現するはずがありませんから。

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1,531字
Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

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