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安心に包まれた場所はどこに?

 ご覧いただきありがとうございます!

 8月の個展に出品する作品の紹介です。

 タイトル、作品の情景、作者の作品に対する想いの順で紹介しています。

 作品の価格と作品の大きさなどの情報は最後に記載しています。

いつか見た少女といつか見た景色 岐 _a_ 楽園

 懐かしいこの場所にはいつか会ったであろう少女が佇んでいる。

 天使の輪のように花輪を戴いた彼女はこの世界の住人なのだろうか。

 幻のようなこの景色はいつかいた場所、そしてまた還る場所。常に世界とひとつなのだと気づく場所。


高原─霧ヶ峰─

 地元にある高原、霧ヶ峰に立つとどうしようもなく懐かしい気持ちに襲われます。冬は雪に閉ざされ道も封鎖されてしまいますが、それ以外の季節はいつでもとても気持ちの良い空気が流れる場所です。
 標高が高く、太陽が近い分紫外線が強いため、空は地上から見るよりも青く、草花もとても鮮やで、地上とは別世界のような空気に包まれています。

天国? 


 夢の中のようなこの地はまるで現実ではないような気持ちにすらなります。そういう場所は他にもあります。例えば四国八十八ヶ所巡りの第六十六番目雲辺寺に向かうケーブルカーに揺られているときも似たような感覚に襲われました。まるでこの先が天国なのではないだろうかと思うほどでした。

 私にとって高原の懐かしくて夢のような雰囲気は“天国”っぽいなという感覚なのです。

 今回の個展では懐かしさや安心に包まれたようなイメージをみなさんにお伝えしたくて、少女のいる世界のひとつとして、このような高原の風景を描いています。

【作品情報】

タイトル:いつか見た少女といつか見た景色 (岐 _a_ 楽園)
サイズ:P10 号(530*410mm)
技法:パネルに油彩
価格:250,000 円 ( 税別

作品の購入に関しては私、もしくはGallery MUMONへお問い合わせ下さい。 

GALLERY MUMON
〒104-0061
東京都中央区銀座 4-13-3
TEL:03-6226-2555
web:https://mumon.artcafe.co.jp/

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