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トッキュウジャーに救われた私。今さら語るトッキュウジャー愛。

こんにちは。ひらつまです。

今から約6年前、家族全員で烈車戦隊トッキュウジャーにハマりました。

このトッキュウジャーの放送が始まる少し前、私は家庭内のトラブルを抱え「私はなんて不幸なんだろう」と思っていた時期がありました。しかし、自分で自分を不幸だと思うことこそ本当の不幸の始まりだと気づき、決してそんなふうに思わないようにしようと心に誓いながら、踏ん張って日々過ごしていました。

トッキュウジャーの物語にはこの殺伐とした時代を生き抜くメッセージがあります。

「戦隊モノでそんなおおげさな」と思われるかもしれません。でも、少なくとも私はトッキュウジャーからそんなメッセージを受け取ったし、確実に救われました。

そんな私が、長々と、気合を入れてトッキュウジャーについて語ります!

トッキュウジャーの戦士たち

主役の「トッキュウ1号・ライト」は、今をときめく若手俳優、志尊淳くん。東京公演、地方公演と2回本人出演の戦隊ショーを観に行きました。2メートルほど近くで見ました!目が合いました!(だいたいのファンはそう言いますが。笑)めちゃくちゃ顔が小さかったです!
(ちなみに…他の戦隊モノはあまり詳しくありませんが、だいたい主役を「レッド」というところ、トッキュウジャーは列車モノなので主役は「レッド」ではなく「1号」と言います。)

「トッキュウ2号・トカッチ」は平牧仁さん。実年齢が他のメンバーより8歳ほど年上なのですが、ドラマ内でもそこをいじられるシーンがありました。斬新です。笑
余談ですが、我が家の愛犬は、平牧さんからお名前をいただき「ジン」と名付けました。

「トッキュウ3号・ミオ」は梨里杏ちゃん。その後、「表参道高校合唱部」で志尊くんと共演していて、トッキュウジャーファンとしては大興奮でした!

「トッキュウ4号・ヒカリ」はピンク髪で一躍大ブレイクの横浜流星くん。トッキュウジャー世代の我が家では、流星くんはいつまでも「ヒカリ」です。テレビで見かけるたびに「あ、ヒカリ!」と子供達も大喜び。

「トッキュウ5号・カグラ」は森高愛ちゃん。ニコ☆プチモデル出身で当時は16歳?最年少でした。「私は強い。私は強い!」と自分に言い聞かせながら闘う姿が感動的でした。

「トッキュウ6号・明」は長濱慎さん。6号は、ストーリーが進むにつれ新たに加わる、追加戦士とも言われる6人目の戦士です。我が息子はこの追加戦士の6号にもうメロメロ!6号の武器である「ユウドウブレーカー」がなかなか手に入らなかったので、ついには工事現場の誘導員さんが持っている「赤色灯」(赤い棒)まで欲しがりました。笑

キーワードは「イマジネーション!」と「キラキラ」

大切なのは「イマジネーショーン!」

トッキュウジャーは「イマジネーション」の力で戦います。イマジネーションとは、誰かを思いやったり、夢をもったり、友達と一緒に頑張ったり・・・など、人の心の元気や幸せに繋がる想像力のこと。

戦士たちはそういう幸せのイマジネーションをたくさん集めて、それをエネルギーにして戦います。街の人たちのイマジネーションだったり、自分たちのイマジネーションだったり。だから、みんながワクワク楽しい気持ちになるクリスマスの時期はイマジネーションのパワーが強いのです!

一方、敵たち(シャドー)は人の心の「闇」を集めて力にします。自分勝手に振舞ったり、誰かを傷つけたり、裏切ったり、信じなかったり・・・。そういう「闇」が大好きなので、イマジネーションパワーがアップするクリスマスは嫌いで、「ヤミベリ」(闇が減る時期という意味)と呼んで警戒しています。笑

誰にでもある「キラキラ」

トッキュウジャーの1号はとっても前向きで行動的。誰よりも仲間思いで、仲間のためならどんな強敵であろうと怯むことなく戦います。そんな1号はとっても「キラキラ」しています。敵のボス、闇の皇帝ゼットは、闇の皇帝であるにも関わらず1号の「キラキラ」に憧れを持ちます。「キラキラ」が欲しくて欲しくてたまらない。このキラキラを手に入れるためにトッキュウジャーを倒そうとします。その「キラキラ」は、宝石の輝きではなく、人の心の輝き。でも、ゼットはそれが心の輝きだとは気づかず、求めてしまう理由もよく分からないのに「キラキラ」を手に入れることに異常なまでに執着します。

人々の「闇」を集める敵キャラであるにも関わらず、無意識のうちに心の輝きを求めてしまうなんて、怪物なのになんとも人間らしく、愛おしくてたまりませんでした。どんな人も、よりよい自分になりたい、よりよく生きたいと望んでいる。そんなことを表しているようでした。

ちなみに、ゼットは戦隊モノでは珍しく怪人の着ぐるみ?では、なく人間の容姿をしていました。演じた俳優さんは大口兼悟さん。この俳優さんだったからこそ、より魅力的なゼットになっていたと思います。残念ながら、今は俳優業はしておられないみたいですが、私はずっと応援しています!

愛すべき敵キャラたち

トッキュウジャーの面白さは敵キャラにあり!と言っても過言ではないほど、魅力的で愛すべき敵キャラたち。

愛すべき敵キャラ1「シャドー怪人」
シャドー怪人というのは、シャドー軍団幹部たちにお仕えする家臣の怪人たちです。トッキュウジャーの変身シーンで「白線の内側までお下がりくださーい」というセリフが流れるのですが、その際、シャドー怪人たちは律儀に白線の内側まで下がり、トッキュウジャーたちが変身し終えるのを待っています。なんて律儀。憎めない。

愛すべき敵キャラ2「グリッタ嬢」
見た目は怪物なのに、純粋で綺麗な心をもったグリッタちゃん。愛する人を守るためには自己犠牲も厭わない。敵キャラなのに、トッキュウジャーからも好かれています。愛する人というのは、同じシャドー軍団のシュバルツ将軍。結構な年の差だとは思いますが、シュバルツ将軍もグリッタちゃんの愛によって心が動かされ、最期は自分の命を投げ出してグリッタちゃんを救います。人は見た目じゃないし、愛は人の心を動かすということを、改めてグリッタちゃんから教えられました。

愛すべき敵キャラ3「シュバルツ将軍」
シュバルツ将軍はボスへの忠誠心あふれるシャドー軍団の幹部の1人です。ですが、グリッタちゃんの愛に動かされ、最終的に、ボスである闇の皇帝ゼットと戦うことになります。それもグリッタちゃんを救うために。

グリッタちゃんを救い出すためにゼットによって殺されたシュバルツ将軍。死ぬ間際のセリフがまた深い!「私は貴様に勝てなかったが、貴様も私に勝てなかったな。私はキラキラを手に入れた。」とゼットに対して勝利宣言するのです。シャドーだったのに、自分の命にかえて大事な人を守るという行動を取り、キラキラを手に入れて満足して死んでいく姿に、涙が止まりませんでした。

トッキュウジャーが教えてくれたこと

先にも書きましたが、私はこのトッキュウジャーの放送が始まる少し前、「私はなんて不幸なんだろう」と思っていた時期がありました。自分で自分を不幸だと思うことこそ本当の不幸の始まりです。

だけど、その逆も言える。

周りがどんなに私を不幸でかわいそうだと決めつけようが、自分さえそう思わなければ、私は不幸でもないし、かわいそうでもない。

自分を取り囲む世界は、自分がどう受け止めるか、どう捉えるかによって作られるもの。
自分の捉え方次第で世界は良くも悪くも変わるのであれば、プラスのイマジネーションを大切にして、自分に起きる出来事を前向きに受け止めていきたい。
世界や未来に絶望しないで、明るく前向きに生きていきたい。

自分次第で人生はどうとでも変えられる。
人を信じ、自分を信じ、明るい未来を自分で作っていく。
人間は、人生は、決して悪いものではない。

私にとってのトッキュウジャーは、そんな前向きなメッセージがたくさんつまった物語でした。


******

語彙力不足ため、トッキュウジャーの素晴らしさを十分に伝えられなかったかもしれません。

せめて、私のトッキュウジャー愛だけでも伝われば幸いです。

最後に。

こんな時代だからこそ!

お時間あればぜひトッキュウジャー観てください!(と言いながらかなりネタバレしました。すいません・・・。)

おしまい

読んでくださりありがとうございました。


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