126: 先生、足と脚の違いはなんですか?
生徒は、レッスンごとに文法だけではなく、文化や言葉についての質問を持って、レッスンにやってきます。
今日の質問の一部を紹介します。
質問その1 「足」と「脚」、どちらも「あし」?!?!
ヨガで使う日本語を一緒に勉強している生徒さんとの会話です。
S: 足と脚の違いはなんですか?
T: 足はfootで、脚はlegです。どちらも読み方は「あし」です。
S: どうやって会話の時にわかるんですか?
T: Contextでわかります。じゃあ、この文の「あし」はどちらだと思いますか?
ここで、文章を読んでもらいました。ここで、本人がどちらか判断できました。
英語がわかる人には、footとlegで概念がわかるので理解が早いです。
ちなみに、
足とは足首から下のことです。
脚は太ももから下の部分全体を脚と言います。
この場合、足も脚に含まれています。
Google画像はこちら。
ついでにlegでも検索してみました。
同じ部位のことでも、言語を変えて検索すると、出てくる画像が変わります。
日本語だと「脚」と入れた後は、一緒に出てくるワードは
それに対し、英語は
韓国語での結果はこちら。
日本語の検索とほとんど変わりがありません・・・!東アジアの国は脚の形に悩んでいる人が多いのかもしれません。英語では、tattooも出てくるから、それも文化を表しているな、と思います。
自分にとって覚えにくい語彙を覚える時には、googleの画像検索を使ってイメージと一緒に覚えることが多いのですが、最近は言語によっての違いを見るのにもハマっています。
国や文化や地域によっては、同じものを見ていても、それについて抱えているものが異なることがあるため、興味深いです。
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