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【じーじは見た!】後編:脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動を見てみた⁉️

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️

さて、今回は「国民運動」のタイトルで環境省ホームページのトップ画面で紹介されている「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」という長ったらしい名前のサイトを眺めています。

本編は後編です。前編から読んでいただけると嬉しいです。

✅残りの3つのお題目を見ておきましょう⁉️

前編でこの国民運動は「ナッジ」政策であり、お題目には「後押し」というキーワードで4つの内容が提示されているところまでを見てきました。

その4つというのは以下のとおりです。
1)テレワークなどの働き方、暮らし方での後押し
2)豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押し
3)インセンティブや情報発信を通じた行動変容の後押し
4)地域独自の暮らし方での後押し

前編で1)を見ましたから、2)~4)を確認しておきましょう。

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」サイトより抜粋
2)豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押しのURLを画像に貼り付けてあります!
「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」サイトより抜粋
3)インセンティブや情報発信を通じた行動変容の後押しのURLを画像に貼り付けてあります!
「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」サイトより抜粋
4)地域独自の暮らし方での後押しURLを画像に貼り付けてあります!

こういった沢山の事例を各自治体や企業が個社・個自治体の個別最適だけでなくベストプラクティスとして標準化して横展開できるといいよねというのが「後押し」の意味に含まれていると思います。

✅官僚さんの準備した資料からピックアップ!

じーじがこれはナッジ政策ですよと、勝手解説をしてきましたが、官僚さんは、どのように「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」(環境省地球環境局 脱炭素ライフスタイル推進室 令和5年2月)の中で説明しているのか、いくつか資料を拾ってみますね。

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」資料より抜粋①

官僚さんはクールビズのような盛り上がりを期待しています。

確かにクールビズは、国民運動として成功しましたよね。スーツにネクタイが当り前のサラリーマンのスタイルがノータイが当り前に変化しましたからね。

それこそ、ネクタイを製造・販売している既得権益にとっては大抵抗ものだったでしょう。ただ、影響を受ける業界や既得権益者が少なかったのか、意外にスムーズに運動が広がりました。

ところが、今回の「脱炭素」は、国の根幹のエネルギー政策に関係しますし、クールビズとは比べ物にならない既得権益との調整が必要なので、日本は大いにスタートが遅れてしまいました。

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」資料より抜粋②

デジタルの進歩によって国民に情報を提供しやすくなったのは、行政にとっても非常に大きな進歩だと思います。

そのためベストプラクティス(BP)の横展開がやり易いので、行政にとっては大変ありがたいと思いますよ。

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」資料より抜粋③

上記の図のような「新国民運動官民連携協議会」ができるようです。
消費者としてのみなさんの意見もきっと反映できるようになるのでは?

✅変革推進者にインセンティブを⁉️

今回の国民運動というのが「ナッジ政策」なんじゃないの?という視点で記事を書いてきましたが、人々の行動変容と思考の変化がいかに重要かということなんだと思います。

お金のない日本で、これから税金を納めてくれる労働力人口も減っていくことが確定している中で、今までのようにお上がなんとかしてくれるなんて思って、文句ばかり言っていても何もいいことは起こりません。

だけど一般的な国民リテラシーとしては「日本はまだ凄い」「日本はまだ一流」「日本はまだ経済大国」と未だに思っていて「お上がなんとかしてくれるものだ」と思っている傾向があります。

便利で行政コストのセーブにもなるマイナンバーカードの普及にもこれだけ時間が掛かりました。ネガティブ面にばかり注目が集まり、変革方向へ移行するのを邪魔する同調圧力が強いのが日本の特徴です。

でも、もはやそんな「お上がなんとかしれくれる」時代は終焉しました。
これからは、みんなで助け合って良い社会システムにしていかないとお金も人も日本にはリソースが不足していきます。

「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」資料より抜粋④

是非、変革推進に協力的な国民や企業に対して、インセンティブが働くような制度設計をお願いします。

変革に非協力的な人に対して罰を与えるようなことではなく、協力者にインセンティブを与えるように、そして、各自治体が個別最適ではなく全体最適で協力できるように政府が司令塔になってくださいね。

亀の歩みではありますが、徐々に世の中が変わり始めているような気がしています。

頑張れZ世代!
目を覚ませ昭和人!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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