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【じーじは見た!】後編:日経テレ東大学成功の方程式とは⁉(番組が終わっちゃう!)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

テレ東大学が、終わってしまいます。

数百回程度の視聴だったテレ東大学が、既得権益に挑戦していこうとする若い挑戦者を全面に出して、エビデンスベースドポリシーメイキング(EBPM)を裏のテーマにしてチャンネル登録者100万人突破、100万回視聴超えのコンテンツ当たり前にまで成長していました。

その成功要因をじーじなりに分析しています。

本編は後編です。前編から読んでいただけると嬉しいです。

✅Re:HACKが火をつけた高橋プロデューサーの改革魂⁉

高橋プロデューサーはテレ東で「常務」の地位を目指していると出世欲を正直に公言していました。何があったの?理不尽なことって?

出世するためには、バラエティー番組を作ってバズるのではなく、お堅い内容でバズらなければならないと考えたと思いますよ。

日経新聞×テレビ東京というお堅いメディアで、視聴者を引き付ける「お堅い」テーマのコンテンツは外せなかったハズです。

そんな難しい制約の中でも高橋さんが成功したのは、テレビや新聞というメディアの今後についての危機感があったからだと思います。

日経新聞とテレビ東京を融合したYoutubeコンテンツとしてのテレ東大学に何ができるのか?相当悩んだ末の成功でした。

「本格的な経済を、もっとたのしく学ぶ」をコンセプトにしたテレ東大学は、テレビだと大御所にコメントをもらって「ハハー」の番組構成なのでしょうが、大御所を番組に連れ出して若者の違和感や知恵をぶつけるチャレンジ番組にしていきました。

日曜配信:Re:Hack
月曜配信:超ファンタスティック未来
火曜配信:なんで会社辞めたんですか?
水曜配信:新しい義務教育・・・前編で成田修造を紹介したのがこのシリーズ
木曜配信:あつまれ金融の森
金曜配信:<定番なし>
土曜配信:FACT LOGICAL

Re:Hackの派生番組としてじーじが大好きだった「まったりFUKABORI」には、内田舞先生や中室牧子先生が登場しました。

すごく面白いコンテンツが集まっていたのに、散歩のお供にこれからは何を楽しみにすればいいの?

✅怖いけどRe:Hackに出たがった政治家⁉

情緒でなく、論理的に説明できる能力が露呈するRe:Hackなので政治家人生を絶たれるような失態を晒す方も出ていました。

しかし、論客として政治家の中でもしっかりとしたポリシーと政策を持たれている方にとっては絶好の機会になりました。
最近の出演者を少し拾ってみましょう。(2023年2月16日時点の数字)

渡辺喜美さん           117万回視聴
小川淳也さん(立憲民主党)    156万回視聴
柴山昌彦さん(自民党)     64万回視聴
松井一郎さん(日本維新の会) 150万回視聴
泉健太さん(立憲民主党)   186万回視聴
菅義偉さん(自民党)     307万回視聴

どうですか? そうそうたるメンバーが出演されていますよね。
それにこれだけの視聴数。これが番組の緊張感を持たせていました。

上記の中では、小川淳也さんが良かったですね。

感情的になってしまった泉健太さんと違って最後まで冷静にしかもひろゆきさんのロジック破綻をやんわり修正して、ひろゆきさんを論破することに拘ることなく、自身が目指していることを丁寧に説明した能力は「あっぱれ」でした。見直しました。

よくテレビに出ていた方なので知ってはいましたが、小川さんの能力の高さを引き出したのはRe:Hackでした。

Re:Hackに出演した小川さんが気になって、後で調べてみると比例復活ばかりだったのが、前回の総選挙で初めて平井卓也さんを破って香川1区を制していました。

また最近、2020年の大島新監督のドキュメンタリー映画が話題になっていることも知りました。

大島監督が17年間取材してきた小川純也さんのドキュメンタリー映画をじーじもAmazon Primeで見て泣きました。

こんな不器用な政治家が国政にいて、真正面から真面目に政策論を国民に訴える姿は悪くないですよ。そんな議員を選ぶ香川1区の住民リテラシーって素晴らしいなとも思いました。

じーじが映画に行き着いたのもRe:Hackを見たからでした。この番組に政治家が出たがる理由がよく分かりますね。

✅若い天才たちに勇気をもらおうZ世代⁉

学者の世界では日本の大学に残らずに海外の大学に飛び出していった天才がこれほどいるとは?

内田舞さん (ハーバード大)
小島武仁さん(スタンフォード大→東京大)
斎藤幸平さん(カリフォルニア大→大阪市大)
伊神満さん (イェール大)
今井耕介さん(ハーバード大)
山本鉄平さん(MIT)
安田洋祐さん(プリンストン大)

スポーツ界でも、サッカーは世界を目指すのが当り前になりました。

中田英寿さんをロールモデル(高校の頃から未来のありたい姿からの逆算で独学でイタリア語を学び、セリアAでは通訳なしでコミュニケーションをとっていた姿)にして、カタールW杯の日本代表キャプテンの吉田さんも堂安さんも三苫さんもみんな英語で通訳なしで記者の質問に答えていました。久保選手なんてスペイン語で受け答えをしていました。

ビジネス界でもきっと今の若い人の中から孫さんや三木谷さんに続く、英語でコミュニケーションして「世界で戦える人」が出てくることを期待したいですね。

そういった若者を刺激する番組としてテレ東大学があったのに残念だなあ。本当に、残念です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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