ちょっとブレーク:日本の政治家様 GXを裏金問題のように熱く語ってください!(後編)
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです。
昨日の前編につづいて齋藤経産大臣が示した「我が国のグリーントランスフォーメョンの加速に向けて」の概要資料からGXの国内投資の必要性を見てみましょう。
2000年代以降の日本企業は、人口減少が予見される日本国内ではなく、海外の需要を取りに行く投資行動をしてきました。儲け第一の投資行動を取る日本企業に対して、GAFAMは社会課題とも向き合う投資をしてきました。
マイクロソフトやアップルは自社だけではなくサプライチェーン全体でカーボンフリー電源になるように巨額の投資をしてきました。そんな気候変動問題に積極的に取り組んで投資をしていたら儲けが減るじゃないかとケチな考えはしないのです。
社会課題に取り組む企業であるという「企業ブランド」という目に見えない企業価値としてストックされていくのです。
GAFAMの台頭は、上記グラフのとおり、これまでのように化石燃料の輸入や食料輸入による赤字だけでなく、日本にデジタル分野のサービス料の支払い超過という赤字を産みました。
気候変動を止めるということに投資することを「仕方なく」やるのではなく、米国企業は、成長機会と見て投資に踏み切ってきたという側面もあるのです。凄いね!
日本の経営者は、そういった社会課題解決を「建て前」と考えている見識の方も多く、経営者のリテラシーを高めて「成長機会」と見て投資の背中を押す政策が必要になってきたのです。
環境に力を入れた商品であっても他の商品よりも価格が高いと消費者は買ってくれません。
消費者リテラシーを高めると共にグリーンでない商品の方を高くせざるを得ない政策が必要になってきているのです。
大企業だけでなく、中小企業にとっても海外ではなく日本に投資をして成長していくチャンスだと考えるか、「仕方なく」GXに取り組むのか、日本の経営者のリテラシーを向上して欧米に対抗していかなくてはなりません。
そのために日本企業のジレンマを解消する施策を日本政府は、着々と準備しています。それは「CO2」の排出に値段を付けて企業や個人に負担してもらう制度を設計することで、CO2排出を減らすことを投資機会として演出しようとしているのです。
国内投資を促進する行動を誘発するカーボンプライシングを着々と進めようとしています。
カーボンプライシングには、輸入してくる化石燃料に炭素税を課す賦課金という考え方と、排出権取引があります。
排出権取引は、国が業界毎に排出基準を設けて、企業に無償の排出枠を割り当て、無償の排出枠以上に排出する企業にはコスト負担をしてもらい市場から排出権を購入してもらうという方法です。この制度設計を政府は進めているのです。
こういった仕組みを国内のGX投資の呼び水にする方法論をしっかりとまとめて、日本復活の起爆剤にしてもらいたいと思っています。
頑張れZ世代!
☆☆☆
(感謝)
▼きしゃこく先生のしゃかせん「毎昼12時」「Real World Teacher」「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、どうもありがとうございます。GX投資を10年間に150兆円、毎年15兆円が国内で投資に向かえば、GDP500兆円の3%を押し上げる効果があります。成長投資として頑張れ日本!
▼月曜日にトロフィーをいただきました。これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしかったら「スキ」🤍ポッチンをお願いします😊😊
コメントなんかいただけたら、飛び上がって喜んじゃいます😂😂
🌳じーじと孫娘との思い出づくりのシリーズ🌳
【じーじのボヤキ】
🌳じーじの初期投稿3点セット+時代の振り返りシリーズ🌳
その時あなたは何してた?(1985年~2020年)
【日米成長力格差】~日本は絶対に復活するんだ~
【気候変動問題の盲点】~森林大国の日本だからこそできること~
【みんなで地球を助けよう】~脱炭素社会はZ世代のあなたが創る~
🌳じーじが中央官庁のHP等から情報をピックアップしたシリーズ🌳
【じーじは見た!】サイトマップ第1弾
【じーじは見た!】サイトマップ第2弾
🌳じーじの時事川柳シリーズ🌳
【note川柳】
🌳じーじが感激した話のシリーズ🌳
【じーじ感激!】
😄Z世代応援団のじーじをよろしくお願いします😄
Z世代応援団のじーじの自己紹介⁉
その他は【じーじのもろもろ】のマガジンをごらんください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?