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「自分のこと」以外

久しぶりの更新となります。

noteも長いこと放置してしまいましたが、更新しないんですか?という声もあったりでちょっと書いてみようかなという気になりました。

そもそも小説を書くようになったのも十数年前にブログ記事を書き始めて、俺って小説も書けるんとちゃう?と安易に考えたのが始まりです。ブログは十年以上続けていたのでこういう文章スタイルには馴染みがあります。その延長線上に私の小説作品も位置するのかも知れません。これまでに書いたものはどこか私小説的であり、正直文体も一昔前のそれを狙っています。

小川洋子だったと思うんですが「自分のこと」以外を書くようになってはじめて小説家だというようなことを述べているらしいです。が、それは私には無理な芸当のような気がします。やっぱり私は「自分のこと」以外は書けないですね。脳内で完璧にフィクションを作り出すなんて到底できません。

まあ、私は私でいいんです。今後もどこか自分自身が投影された小説を書いて行くんでしょう。まったく需要がない訳でもなさそうなので。

Twitterなどを見ていると所謂「公募勢」の方々がいてめちゃくちゃ努力されているので圧倒されてしまいます。私もそんな「公募勢」の端っこの方に属しているようなのですが、まったく努力が足りないように感じます。

そもそもが集中力がない。一時間も執筆をしているとイヤになってしまいます。私は恐らくADHD的な気質があるので集中力がそれ以上は持たない。加えて多動性な気質もありすぐ気が散ってしまいます。ので、家ではあんまり書けないです。カフェなどに行きやらねばならない状況に自らを追い込んでやっています。

また読書量も全然足りていません。学生時代などまだネットがない時代にはよく本を読んでいたような気もしますが、近頃では月にニ、三冊です。今月読んだ本はkindleで芥川の「藪の中」、チェーホフ「ワーニャ伯父さん」プロ奢ラレヤーの「嫌なこと全部やめても生きられる」ぐらいしか読んでいません。こりゃーダメですね!最近の芥川賞受賞作はおろか文芸誌も読まない、基本的に読んでおかなければならない本を押えていません。

それに加えて二、三日前からカメラ熱が再燃してきています。今使っているミラーレスを売ってコンデジ買おうかしら?という考えに支配されているのです。何故なら私が撮りたい写真はストリートの写真でありその点ミラーレスやとかさばるし重たい。で、コンデジだったら持ち運びにも便利だし、ポケットに入れといてサッと撮ることも可能なのでは?というわけです。が、色んなネット記事やYouTubeを見て調べているうちに現在持っているミラーレスもいいカメラなのでもうちょっと活用してみようかなという所に落ち着きました。

さて、今日も何の話か分からなくなってきそうですが、こんなことを考えながら最近は暮らしております。気が向いたらまた更新します。因みにnoteの記事とともに載せている写真は私が撮ったものです。フジフィルムのX-A7を使っています。


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