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シンガポールの動物園で考えさせられた!

こちらに来て初めてSingapore Zoo(https://www.wrs.com.sg/en/singapore-zoo.html)へ行きました。ここの特徴は動物との距離が近いということで、とても楽しみにしてました。ただ、動物園の内容は別の方に任せるとし、私は今回の訪園で考えさせられたことを綴ります。

トラが絶滅危惧種である

トラの展示場所に行くと、ビデオが流れており、”密猟によりトラが絶滅危惧種”であることを掲示板と共に訴えておりました。何となく個体数は減っているだろうなぁという感覚はあったが、まさか4,000頭前後まで減っているとは知りませんでした。「20世紀初頭、10万頭が生息していたといわれるトラは、現在約4,000頭前後にまで減少しました。(世界自然保護基金ジャパンのHPより)」ビデオは密猟の風景やトラが解体!?される結構目を背けてしまうシーンも流れてました。

7歳娘とのはなし

少しでも怖いものがあると見ない長女ですが(となりのトトロを見るのも嫌がる程)、気になるようで上記のビデオをじーと見てました。グロテスクなシーンも出てくるので、見るのをヤメさせようか一瞬迷ったが目が真剣だったのでそのままに。見たくないシーンは目を背けたりしてたが、娘は関心をもった様子。「なぜトラが殺されてしまうのか?」「トラが減るとどうなるのか?」「トラに死んで欲しくない」などたくさんの質問が出てきて一緒に考えてみた。森林破壊によりトラの住処が減っていること、密猟、トラ製品(漢方、毛皮など)を買う人がいる等が原因であることを15分ほど話し合い。オブラートに包むのではなく現実をしっかりと伝えるビデオを流すことで訪問客にも絶滅危惧の現状を訴える方法は感心しました。

孫の世代にもトラを知ってもらいたい

妻が見たwebサイトにはトラが21世紀中に絶滅してしまう可能性があるとのこと。そうすると、娘の子供の世代(私からは孫)ではトラはさらに希少となり見れないかもしれない。そんな話をすると娘は「そんなの絶対イヤだ、トラさんに生きててほしい」とのこと。こういうのは次世代のために何かしなくてはいけない大事なことですよね。。頭では分かっていても行動に移せず。

ポチッと寄付

今回をきっかけに、トラが少しでも生きやすい環境を作るため行動に移したいと考え、まずはWWFに寄付を実施。ハードルが高くないところから始めて少しずつ自分の意識を変えていきたい。

トラの事例はほんの一例で同じように絶滅に向かっている動物も多いと思います。2019年の世界人口は約77億人で2050年に97億人に達し、 2100年頃に110億人と予想(https://www.unic.or.jp/news_press/info/33789/)。80年後には今の1.4倍人口が増え、生活する上で衣食住は必須なので環境問題(森林伐採など)を食い止めながら生きていくのは非常に難しいかと。想像するだけで大変😅 この話題は今後に。

トラについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ(https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3566.html)

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