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HIPHOP Metro Networks Vol.3: Good Times / Styles P

前回ピックしたAlicia Keys(アリシアキーズ)の夫はなんと超凄腕プロデューサのSwizz Beatz(スウィズビーツ)!!ということで今回はSwizz Beatzがプロデュースした楽曲Good Times / Styles P(スタイルズピー)をピックします!Styles Pといえば、Jadakiss(ジェイダキッス)、Sheek Louch(シーク・ローチ)と共にThe Lox(ザ・ロックス)、そして大元であるRuff Ryders(ラフライダース)に所属しています。

肝心の楽曲ですが、サンプリングのお手本のようなSwizz Beatsのソウルフルなビート、そしてStyles Pの煙たいリリックが特徴です。

リリック / パンチライン

それでは早速Hookからみていきましょう。

I get high - high - high - high (Every day)
I get high - high - high - high (Every night)
I get high - high - high - high (All the time)
High-ighhhhhhh

・・・特に翻訳する必要はありませんね。サンプリング元の楽曲を活かしたHook、ヤバいです。

バースは全編に渡ってweed、金、ストリートについて言及されており、日本人だと理解が難しいリリックが多いですね。その中でも分かりやすいものをピックしてみます。まずは冒頭のライン。

Everyday I need an ounce and a half
毎日1.5オンス必要だぜ

一人で消化しているのか、はたまた仲間内で消化しているのか・・・とにかく凄い量です・・・(検索すると画像がでてくるのでご自身でお願いします)

また、割と翻訳しやすいのは以下のライン。様々な例えを使ってリリックを展開させていきます。

I smoke like a chiminey
Matter fact I smoke like a gun, when a killer see his enemy
I smoke like Bob Marley did.
Add to that, that I smoke like the hippies did, back in the 70's
まるで煙突のように吸う。
事実、殺し屋が敵を見つけた時の銃のように吸う。
ボブ・マーリーのように吸う。
更に、70年代のヒッピーのように吸う。

サンプリング元

元ネタは70年代に活躍したR&B歌手、Freda Payne(フリーダペイン)I Get High

元ネタも気持ち良すぎる〜〜〜
やはり優れたHIPHOPの楽曲は元ネタが最高ですね。愛する人のことを思ってハイになるというリリックのようです。

I get high on the memory that you sent through me
I get high remembering how good you feel
I deliberately think of you and every little thing you do
I get aroused, high on the cloud
whenever I want you
あなたがくれた記憶でハイになる。
あなたといる時の心地良さを思い出してハイになる。
あなたとあなたのすべての仕草を考える。
あなたを欲するときはいつでも私を駆り立て、雲の上でハイになる

Freda Payne、他の楽曲も聞いてみよう。

Header photo by Dominik Schröder on Unsplash

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