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幸せの核に近づくための自分メモ #24

自分のエゴの強さに気づくときがある。

このnoteを読んでくださっている方のほとんどは、音楽に関する文章きっかけで私のことを認知してくれたのではないかと思うが、そういう活動の一番のきっかけは承認欲求だった。ブログにしろ他媒体の記事にしろ、読者の方から嬉しいお声を頂くようになってからは、感謝されることだったりそこから得られる貢献実感だったりのほうが自分にとって大きな意味を持つことに気づいたけれども、それでも順番としては常に承認欲求のほうが先だった。

今では(特にこういうnoteなんかでは)文章を書くことはあくまで自分のためのセラピューティックな作業と位置づけているし、昔に比べれば承認欲求はかなり減退したと自分では思っている。でも、じゃあエゴが小さくなったかというとそうではなくて、むしろ大きさを保って別のかたちで表出しているように感じる。たとえば、最近はJay Shettyの『Think Like a Monk』を読んでいるわけだけれども、なぜ俺はこの本を読んでいるのかと自分に問いかけたとき、「こういう分野に興味があるから」という、まあ当然の答えが返ってくる。WHYラダーを1段下りると、今度は「同じ分野に興味を持つ人を魅力的だと感じるので、その人たちの輪に加わりたいから」、そして「こういう分野に関心がある俺、というイメージを強化したいから」という2つの答えが出てきた。1つ目はまあいいとして、2つ目…。良いとか悪いとかじゃなくて、なんか笑ってしまった。こういう分野に傾倒している人が陥りがちな、特定のセルフイメージに固執している状態に、自分も陥ってしまっているではないか、と(それを自覚できているだけ幾分マシではあるのだろうけれども)。


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