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幸せの核に近づくための自分メモ #5

気づけば5/8を最後に紙の日記をつけてなかった。仕某のことはソーシャル・メディアにほとんど書かないので誰も知らないだろうけど、5月は仕某がなかなかハードだった(言い訳)。日記の目的はいろいろあるけれど、一番はメンタル・ヘルスのため。そういう意味では、筋トレやサウナ、瞑想など、メンタル・ヘルスに良いとされる習慣をいくつもピック・アップしているので、無理に日記を続けることに拘らなくてもいいかな、とも思う。ただ、今日になって「これは書き残しておきたいな」と思うようなことをいくつか考えたので、ここに記す。

◆ いきなり何を言うんだって思われるだろうし、これは現時点で仮説にすぎないんだけど、俺は占星術とかチャクラとかはよく分からないものの、根がスピリチュアリティの人間(あえて「スピリチュアルな人間」とは言わない)なんだと思う。世の中には宗教の人とか実存主義の人とか物質主義の人とか社会的な人とか(この並べ方がMECEじゃないのは重々承知だし、そもそも人間を1つの属性に帰することができないのは言うまでもないけど、そこはまぁ)いろいろいると思うけど、俺は根本がスピリチュアリティの人。生まれつきそうなのか、後天的にそうなったのかは知らん。
なんでこんなことを思ったかというと、転勤で大阪に行っちゃうフィリピン人の友達の、東京での最後のライブ(その友達は会某員のかたわら歌ってる人なんです)が先週あって、久しぶりに会って。久しぶりというか、彼女とは2016年に会ったのが最初、先週が2回目だったんだけど、なんか不思議とヴァイブが合う感じがして。こういう感じ、旅行先であれHARLEMのバーカンであれ、海外の人と話してるときに感じることのほうが多いなと。日本人の友達とは日本人の友達ならではのヴァイブの合い方があるので、どっちがより自分に合ってるとかはないんだけど。
そういう、海外の人と話してるときに感じるヴァイブの合い方、似たような音楽が好きだからなのかとか、西洋的価値観が自分に合ってるからなのかとか、英語を話してるとそういう脳のモードになるからなのかとか、いろいろ考えたんだけど、〈理屈じゃない何かを信仰してる感じ〉が一番大きい要素なんじゃないかと思った。その友達の場合はスピリチュアリティっていうよりも敬虔なクリスチャンなので、違うっちゃ違うんだけど、理屈じゃない何かを信仰しているという点では共通している。そうすると、会話がめちゃくちゃ弾むとかっていうよりも、人生に対する愛とか情熱の種類が似てるなって感じて心地よい。外なる世界を悲観的に捉えるわけでも、by any means necessaryで何かを成し遂げようっていうストイックなものでもなく、何かを信じてる感じ。解るかなぁ、これ? 自分でもよく解らないかもしれない。

◆ 2019年くらいまでは「日本においてヒップホップがもっとデカくなることに貢献する🔥」って思ってたけど、今はあんまり思わない。2020年になってから思わなくなったんじゃなくて、振り返ると2020年くらいからあまり思わなくなったなって、さっきクレープを食べながら思った。一つには日本語ラップがこれだけ人口に膾炙してるし、いいかなっていうのがある。文化として若干歪んで伝わっている部分もあるだろうけれど、そこをつぶさに観察して論じる気力と体力は、残念ながらもう無いかもしれない…。あと、RAqくんだったかな? ヒップホップが好きというよりは、個人として好きなアーティストが何人かいて、その人たちに付いているタグが「ヒップホップ」だって言ってたの。俺も正確にはそういう感じなんじゃないかと思ったり。
ただ、USのヒップホップとなると人口に膾炙しているとは言いがたくて、だから最近は停滞気味だけど『HIPHOPで学ぶ英語』も『ヒップホップで学ぶ英語』も続けようと思う。一般的に真面目な日本のリスナーにとっては、歌詞を一定程度理解できることは重要だと思うので。あと、USの音楽に比べて日本のそれであまり語られていないと感じる領域の一つがメンタル・ヘルスとかマインドフルネスとか、上に書いたスピリチュアリティとかなので(音楽に限った話じゃないけど)、そういうものの理解と実践を通して伝えていく?みたいな。こないだ #HIPHOPで学ぶ英語 で瞑想・マインドフルネス特集をしたのもそういう理由から。

◆ メンタル・ヘルスやスピリチュアリティといえば、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)の『Mr. Morale & The Big Steppers』でも主たるテーマの一つがそのへんでしたね。ケンドリックといえば、俺の中では『good kid, m.A.A.d city』が一番というか特別な作品だけど、今作も時間を重ねるにつれてそれに匹敵するくらいになっていくかもしれないと思った。
『MM&TBS』については、諸事情で他の人が書いたり話したりしたものをまだ読んだり聴いたりしないようにしてるんだけど(読んだり聴いたりしてしまったのは、Complexがリリース直後に出したレビュー的な記事と、『INSIDE OUT』で渡辺志保さんが解説してたのくらい)、他の人の解釈とか感想も楽しみ。これまでの作品はわりとどれもuniversal acclaimだったけど、今作は人によって捉え方がけっこう違いそうなので。俺もどこかのタイミングで必ずまとまった文章にして出すので、もうちょい待ってね。

◆ メンタル・ヘルスといえば、2020年8月から通い始めたメンタルケアクリニックに今日も行って、「いつもどおり次回診療は2ヶ月後とかにしますか?」って言われたけど、「一旦決めずに、困ったことがあったらまた来ます」って言ってきた。診察券見たら16回通ったんだな。また調子を大きく崩すことも全然ありうると思うけど、とりあえずお疲れ様、俺。
『MM&TBS』の話じゃないけど、最近はEckhart Tolleの『The Power of Now』を読んでる。今に集中せよっていうの。筋トレもサウナも瞑想も、その時間は確かに「今」とか「ここ」に集中できているけど、結局これを常にできるようにならないと、本当の意味で解放されたとはいえないんだよなぁ…。頭で考えて解決する話じゃないので、地道に実践していくしかないけど。

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